東京学芸大学女子ソフトボール部ブログ

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関東大学選手権大会 2回戦

2019-11-05 06:48:00 | 戦評
10/28(月)関東大学ソフトボール選手権
vs東海大学
11:30PB
@川里中央公園多目的Bグラウンド

【オーダー】
1 浅尾(4)
2 菅野(8)
3 佐々木(5)
4 山岸(6)
5 五十嵐(2)
6 古屋(3)
7 片山(7)
8 浅井(DP)
9 栁(9)
FP 鍵山(1)

学芸 010 000 0|1
東海 005 002 ×|7



一回表
同大会で一年越しの対戦となる東海大学との一戦。昨年の悔しい思いを今回は晴らすべく、前日の勝利の勢いのままに行きたいが、相手投手の立ち上がりが良く、3番佐々木がこの試合唯一の四球を選ぶも無得点に終わる。



一回裏
投手が2人しかいない学芸。この試合マウンドに立つのはもちろん鍵山。鍵山も負けていません。立ち上がりが素晴らしくいいので、セカンドゴロ、セカンドフライ、サードゴロと8球で三者凡退に抑える。



二回表
2アウトから片山が死球で出塁。そこで発生したのは学芸あるあるコールドスプレーがなかなか見つからないやつ。「、、じゃあ、、我慢で!!」と言われている間に、打席に向かうのは前日にダメ押しのタイムリーを放ったわっしょい浅井。彼女の打席は一味、いや、二味違う。そして、放った打球はライト線へ!一塁走者片山が三塁に行ける一番いいところに!選球眼といい、打つとこといい、普段は影が薄めだが何か持っているのが、わっしょい浅井。わっしょい!そして続くは栁。その4球目、これまたいいところにフライが上がる。セカンドが取るのか?ショートが取るのか?センターが取るのか?そしてセンターが出したグローブに入ったと思ったその時、ボールは地面に落ちていた。記録ではエラーとつくも、学芸的には値千金のヒット!片山が帰り先制のホームを踏むことに成功!(1-0)



二回裏
先制点を取った勢いで、きっちり守りきって攻撃につなげたいところ。先頭打者を古屋お得意の自分でタッチしに行くタイプのファーストゴロに打ち取り、続くバッターはセンターに抜けたと思われたがその打球はショート山岸のグローブの中へ。彼女の反射神経は計り知れない。
そして3人目もセンターフライに打ち取り、わずか7球で抑える省エネぶり。さすが鍵山Ms.省エネの名は健在だった。(0-0)




三回表
いい当たりがあったものの、運悪く正面のライナー。出塁できず、三者凡退抑えられてしまう。




三回裏
エラーと四球でノーアウト満塁のピンチを招いてしまう。続くバッターをセンターフライに打ち取り、ワンアウトを取るも、前進守備の内野と外野の間に落ちるポテンヒットを許し、同点に追いつかれてしまう。なおも、一死満塁のピンチ。続くバッターには意表をつかれたスクイズを決められ、送球が逸れた間にセカンドランナーも返してしまう。一死二、三塁となり攻撃は止まらず、センター前にタイムリーを打たれ、さらに2点を失う。(1-5)




四回表
4点ビハインドで取られた分は取り返したいが、傾いてしまった流れはそう簡単には取り返せない。この回も三者凡退におさえられてしまう。(1-5)




四回裏
これ以上の失点は許されないところ。ワンナウトからヒットとエラーで一死一、二塁にしてしまうも、後続を打ち取り無失点で抑える。(1-5)



五回表
前打席でヒットを打った浅井から始まるものの、わずか8球で三者凡退におさえられてしまう。(1-5)



五回裏
なんとかして流れをこちらへ寄せたいところ。途中1人に四球を与えてしまうも、後続をしっかり打ち取りこの回も無失点で抑える。(1-5)




六回表
なんとかして鍵山を援護したい学芸打線だが、この回も簡単に2アウトまで追い込まれてしまう。2アウトで回ってきた、4番山岸。キャプテンへの期待は大きい。最後の関カレの打席、やはり思いは違った。打球は二遊間を破るセンター前ヒット!この日の貴重な貴重なヒット2本は我らが3年生コンビのヒットだった。
しかし、後続が倒れ無得点に終わる。(1-5)




六回裏
ここを無失点に抑えて、最後の攻撃に繋げたいところだが先頭打者にセンター前ヒットを許しその後エラーと送りバントで一死2.3塁のピンチを招いてしまう。続くバッターから鍵山気迫のピッチングで三振を奪い、二死2.3塁にするも、代打にセンター前の2点タイムリーヒットを浴び終盤に痛い追加点を与えてしまう。(1-7)




七回表
後がなくなった学芸。二回以降セカンドベースも踏ませてもらていない。ヒット2本という寂しい学芸のスコア。なんとかしたいところだが2アウトになり、代打山崎を投入するも力及ばずゲームセット。(1-7)





前年コールド負けを許してしまった東海大学との一年越しの対戦でしたが、前日の勢いのまま終始元気よく戦うことができました。一方で、守備で、いつもは見られないミスが出てしまったり、相手投手の好投に歯が立たない部分があったことは大きな課題です。
しかし、関東大会で二回戦へ進むことができたことはここ数年の学芸にとってはとても大きな進歩です。この大会をもちまして、オフシーズンに突入します。さらにこの冬レベルアップして、来春のリーグ戦、インカレ予選で大暴れすることをお約束します。




最後になりましたが、今回も多くの保護者さん、OGの方が来てくださり、行き帰りの送迎、差し入れなどをいただきました。本当に毎度毎度ありがとうございます。常に支えられていることを忘れず、感謝の気持ちを大事にしてまた練習に励んでいきます。
今シーズンもずっと支えてくださり、本当にありがとうございました!




次のブログは部員たちによるブログリレーになります!乞うご期待!!







関東大学選手権大会 1回戦

2019-11-01 16:50:00 | 戦評

10/27(日)関東大学選手権大会
vs順天堂大学
9:30PB
@吹上総合運動場 ソフトB




[オーダー]
1 浅尾 (4)
2 菅野 (8)
3 佐々木 (5)
4 山岸 (6)
5 五十嵐 (2)
6 古屋 (3)
7 片山 (7)
8 山崎 DP
9 栁 (9)
FP 村上 (1)


順天 001 000 0 | 1
学芸 200 001 ×| 3




試合前
キャプテン山岸がコイントスを外し、先攻を取り損ね久し振りに後攻からはじまる。




一回表
マウンドに上がったのは村上(1年)。
打者三人の打球は全て山岸(3年)の守るショートに飛び三者凡退とする。(村上からの先攻を取り損ねた腹いせか?)
完璧な立ち上がりを見せた村上(1年)であった。




一回裏
学芸の切り込み隊長浅尾(2年)がセンター前ヒットを放ち先頭バッター出塁に成功する。続く菅野(2年)はバントと見せかけてサードの横を抜けるヒットを放つ。無死1.2塁とする。そこで3番佐々木(2年)が大学に入学してから2回目となる貴重な送りバントを決め一死2.3塁とする。その後、二死2.3塁となり、本日5番起用の五十嵐(2年)が期待に応えライト方向へのツーベースを放ち、2点を先制した。 (2-0)






二回表
先頭バッターにヒットを打たれる。しかし、村上は動じずあっさり二死とする。その後7番バッターにヒットを放たれるが、無失点に切り抜ける。(2-0)





二回裏
三者凡退に終わる。(2-0)





三回表
二死からセーフティーを仕掛けられる。佐々木の渾身のダッシュも間に合わず間一髪セーフになってしまい出塁を許す。次のバッターに右中間を抜かれてしまい1点を返される。しかし、ここは最小失点で切り抜ける。(2-1)





三回裏
またもや浅尾が先頭バッターでヒットを放つ。しかし後続が続かず無得点に終わる。(2-1)





四回表
二死からフォアボールでランナーを出すが、五十嵐(2年)の素晴らしい送球でアウトにし無失点で切り抜ける。(2-1)





四回裏
先頭の五十嵐がヒットを放ち無死1塁とする。続く古屋(1年)もサードのエラーを誘うバントをし無死1.2塁となる。片山(1年)が送りバントを決め一死2.3塁とするが、うまくチャンスを生かせず無得点で終わる。(2-1)




五回表
チャンスの後の回をわずか10球で終わらす。村上はもしかしたら4回の裏の攻撃を見ていなかったのかもしれない。(2-1)




五回裏
浅尾が今度は足で魅せる。ピッチャーの横に転がしファースートベースめがけて全力疾走。内野安打となる。実はこれが彼女の十八番である。塁上でニヤニヤの浅尾であった。しかし、追加点には繋がらなかった。(2-1)





六回表
この回もわずか7球で終わる。
後半にも関わらずギア全開な村上であった。 (2-1)




六回裏
そろそろだめ押しの点数が欲しい学芸である。
先陣を切ったのは先頭の五十嵐であった。本日3本目となるヒットを放ち無死で出塁に成功する。しかし、その後が続かず二死となったところで、代打が登場する。最近「わっしょい」という言葉1つで調子をメキメキと上げてきた浅井(3年)である。みんなの声援は自然と「わっしょい」に変わる。2球でツーストライクまで追い込まれてしまったが、今日の浅井は一味どころか二味も三味も違かった。際どいボールも涼しい顔で見極める。その後、待ってましたとばかりにインコースのボールを右中間に運び、タイムリースリーベースとなる。「わっしょい」という言葉1つでスイッチが入ったのであろう。このスリーベースを放った浅井はみんなから「わっしょい浅井」と大いに歓声を受けていた。(3-1)




七回表
先頭にヒットを許すが、最終回何が何でも抑えるという気迫のこもった村上のピッチング。3人をきっちりと抑え試合終了となる。(3-1)





3-1で勝利することができました!関東インカレでの勝利から随分と遠ざかっていたため、学芸にとって大きな勝利になりました。12人全員で勝利を掴み取れたと思います。何より今日は「わっしょい浅井」の活躍が光った一戦でした。明日も活躍してくれることを願っています。いや、きっと活躍してくれることでしょう。



また、今回も多くの保護者さん、OGの先輩方、応援に駆けつけてくださいまして本当にありがとうございました。また、朝早くから車出しや荷物運びなどありがとうございました。



明日は東海大学との試合となります。去年の同大会での敗戦へのリベンジの思いも込めて今シーズン最後の大会をいい形で締めくくれるよう全員で戦っていきたいと思います。



本日は応援ありがとうございました。