Jp Ⅰ 日本ダービー(東京優駿) 第７４回 60

先週のオークス(優駿牝馬)も、３連単５万馬券で幕を閉じる。
⑦ベッラレイラ　秋山、一番人気が２着にかろうじて来たため馬単・馬連はそれなりに固く収まる。
ベッラレイアがあんなに早く仕掛けるとは・・・。東京競馬のどつぼにはまる。
ダイワスカーレットが出ていたらと思うと・・・!!

１着　②ローブデコルテ　福永
２着　⑦ベッラレイア　秋山
３着　⑫ラブカーナ　菊澤

　　　　　　　　　　

ヘボ男子プロが演出した、高校一年生の石川　遼君、ツアー初出場最年少優勝。
日本中がこの話題で持ちきりだ。
１５歳８ヶ月Ｖは日本はおろか世界で初らしい・・・・。
世界でも例のない出来事が起きたわけだで、高校生優勝は日本のプロゴルファーの酷さを世界に発信したようなものだ。
日本のゴルフ界の底辺が広がったという見方もできるが、異常事態といえる。
優勝者がアマチアのために、賞金は順次繰り上がり。２位に優勝賞金２０００万が渡り３位に本来の２位の１０００万が入る。

このヘボ・ゴルフ界の話題で・・・やんやの『鮨旬馬』。
女将が「ハンカチ王子に・・・次はハニカミ王子可愛くてしょうがないわ・・・」ね。
「爽やかよ・・・無我の境地で戦っているからじゃないかしらね・・ママ」
「高校生でも勝てる日本ツアーは眼中になしだなぁ～・・・男子プロは賞金を返上し、頭丸めて出直してこい・・・・」棟梁が苦笑しながらご立腹。
職人達も「１着に入り競馬じゃないが・・・降着、賞金がもらえないなんておかしいじゃねぇか・・・」
「１００歩譲ってルールだとしても・・・繰り上げ賞金と言うのはプロをプロの環境をよけいに悪くする事ですね・・・・」とみゆきちゃんがビールを注ぎながら健太郎に。
光江が健太郎と棟梁に「今日この席はみゆきちゃんのご馳走らしわよ・・・。」
そっけない返事で「・・わかった・・・アリガトヨ・・・」棟梁が。
健太郎は棟梁の気持ちを察してか・・・パフォーマンスを交え「うれしいねぇ・・・サザエのつぼ焼き４ッつ・・・」
ここのところのGⅠはなにが跳んで来るかわからない・・単勝は高配当。さすが女の子先のオークス②ロールデコルテの単勝を３千円ゲット。オークスはデコルテのドレスでとの事で買ったらしい。二桁の万ゲット。

「競馬にたずさわる人間にとって『ダービー』ってのは別格なんだ。
馬券でしか参加していない『鮨旬馬』の連中にとっても『ダービー』だけは特別な思い入れのレースだ。
「やはり強い馬は強い。そんな強い馬を狙うこそ当たり馬券の近道」と健太郎。
鼻、鼻３着負けて強しの皐月賞・・・⑮フサイチホウオー　安勝が王道だろう。
今年の牝馬がレベルが高いと言うが③ウオッカ・・・日本男子プロゴルフ界じゃあるまいしまさか６３年ぶりに牝馬誕生はないだろう。
皐月賞組⑰ビィクトリー　田中　１着　⑫サンツェッペリン　松岡　２着　の２頭も方程式に入れないといけない。⑰の東京競馬場にての逃げ切りはないだろう。
底を見せていない⑨ヒラボクロイヤル　武幸　⑪ナムラマース　藤岡　①タスカータソルテ　武豊　の３頭。
⑭アドマイヤオーラ　岩田　の乗り替わりの巻き返し、皐月賞４着。
①の武１枠の武はとにかく恐い事を眼中に・・・穴はここだ。３連単・馬単・馬連・単勝は必ず。
馬単　⑮①⑨⑪⑫⑧　馬単⑭⑮⑪⑫①穴はここから。

　　　　　　　　　　

無我の境地・・・無償の愛で・・・。
頭の中でまばゆい光が炸裂・・・快感電流が背筋を駆け昇りまさに感電したように光江の全身が硬直・・・・頭がのけぞり足指が内側に曲がった。
健太郎の最後の・・無我の境地、無償の愛が追い上げに入っていた。
ぬるりとした生温かさが舌先に感じた。
忘れられない２００７年「日本ダービー」を祈りたい。