ガジ丸が想う沖縄

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心の栄養

2018年06月06日 | ガジ丸通信-科学・空想

 先月(5月)24日の友人宛メール、彼と共通の友人が4月から入院していて、しばらく見舞いに行っていないことから、その言い訳をしながら、
 私は腰痛がぶり返して見舞いに行く元気がない、酒飲む元気はあるんだけどね、何でかねぇ。その何で?を調べたら、老人性うつという言葉に辿りついた。
 うつは鬱病のうつ。「意欲や集中力の低下、認知機能の低下がみられることが多い」とのことで、そのきっかけとして、退職など社会的役割の低下、自身の病気、健康状態の低下などがあるらしい。それらは全て私に当てはまる。「俺は何の役にも立たない男だ」という気分。貴兄は退職した後、そういった気分になったことはありませんか?
 それに対する彼の返信は「自分もそうかもしれない」といった内容であった。

 そのメールの数日前、友人のO夫妻とTを新居に招いて夕方から飲み会をし、遅く(11時過ぎ)まで飲んで、そう多くは飲んでいないのに久々に酔っ払っての翌日、
 朝目を覚ますと頭痛がし、気分がとても塞いでいる。頭痛は二日酔いということだろうが、気分が塞いでいるのは、直接的には友人たちがわざわざ来てくれたのに十分なもてなしができなかったことをウダウダ気に病んでのことだったが、以前の私ならそんなことを気に病むなんてことはこれっぽっちも感じることは無かった。「何でこんなこと位で気が塞ぐんだ?」と考えた。ここ数年、元気を失くしている数人の友人達の顔が浮かんだ。この年齢で何か共通する気鬱の元があるかもしれないと思って調べる。
 その日一日、元気を失くしている友人達の顔を思い浮かべ、彼らが語っていたことを思い出し、そして、自分自身の最近の心の状況を顧みながら、「何だこの物憂さは?」と考え、ネットで調べ、そして、老人性うつに辿りついたわけ。

 先週、5月31日、知人のGさんに誘われ飲みに行った。私としては久々の外(お店)飲みだった。自分の家、友人の家以外で飲むのは久々、今年3月、東京からの友人Iと行って以来のことで今年2回目。去年1年間でも外飲みは片手で数える程しかない。外飲みは面倒、家で1人飲んでいる方が楽といった気分。「元気無ぇ」と自分でも思う。
 さて、その日飲みに行った店は首里石嶺にあり、ママさんが1人でやっている店。Gさんは私より1世代年上だが、私よりずっと元気、肉体も元気だが精神も大元気。飲みに行くとよく食べよく飲み、よく語り、よく笑い、カラオケも大いに歌う。店のママさんもGさんと同世代だが、彼女もまた、五十肩で右肩が痛いと言うがそれ以外は元気。
 元気の源はたぶん、二人とも家族がいて日常に会話と笑いがある。だけでなく、外に出て誰かと会話し、冗談を言い合い、笑顔になる。といったことではないだろうか。
     

 私は大人になってから1人暮らしが長い、結婚したことも無ければ好きな女と同棲したことも無い。実家を出てから今まで25年間ずっと1人暮らし。300坪の畑を始めた2012年夏、その少し前に会社を辞めていて、それ以降、畑でもほとんど1人。話し相手は鳥くらいで、たまに近所の先輩農夫と会話するくらい。家に帰っても1人。
 外に出る、誰かと会話する、笑う、笑わすなどといったことが心の栄養になり、元気の元になるのではないだろうかと、元気なGさん、ママさんを見てそう感じた。
     

 記:2018.6.6 島乃ガジ丸

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