ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

夏はまだまだ続く

2016年08月19日 | 通信-環境・自然

 先週のこと、ラジオ番組のパーソナリティーとレポーターとの会話、
 「夕方になって涼しい風が吹いてきましたよ。」
 「そうですか、立秋も過ぎたので秋が近付いたのかな。」といった内容。確かに、8月に入って雨の日が多く、雨雲が太陽を隠す時間が長かったお陰だと思うが、立秋(7日の日曜日)の翌日辺りから、それまでの酷暑が少し和らいでいた。
 夜もまた、お陰でこれまでの暑苦しさは少し和らいで、先週月曜から金曜にかけては私もぐっすり眠れた。ぐっすり眠れて久々に濃い夢も多く見ている。例えば、火曜日には20代前半のヤンキー娘と結婚し、水曜日には2人の若い美女に迫られ、夢の中の私は逞しく、2人まとめて夜の面倒を見てあげた。などと、私1人が楽しい夢。

 ぐっすり眠れても私はしかし、「秋が近付いた」と仰るラジオ番組のパーソナリティーほど浅はかでは無い。フォローしておくが、そのパーソナリティーは美女のはず。見たことは無いが、その声としゃべり方でそう想像できる。その声としゃべり方から、賢くて品が良いことも判る。ただ、クーラーの中にいることが多く、自然の中に身を置くことが少ないので、レポーターの報告に「秋が近付いた」と勘違いしたものと思われる。
 その放送の翌日だったか、翌々日だったかの11日(木曜日)、朝6時半から午後1時まで畑仕事をし、長袖Tシャツ2枚を汗でびっしょり濡らし、2時からは順延していた墓掃除に行った。最も暑い時間帯、20分で長袖Tシャツはびっしょり濡れた。ぐっすり眠れて元気はあると思っていたのだが、家に帰ると後期オジサンはグッタリだった。
 雨の多かった8月上旬、その日もまた、ところにより雷雨の予報であったが、結果、日中は一滴も降らなかった。雲も少なくギラギラの太陽がガンガン照っていた。墓掃除をしている間、ラジオの「立秋も過ぎたので秋が近付いたのかな」を思い出して、クーラーの中で涼しげな顔をしている美人を想像しながら、「自然の暑さを知らないのかよ!」と思い、「バーカ、バーカ、バーカ、バーカ、バーカ」と呟きながらの掃除だった。
     

 私のぐっすり睡眠は土曜日まで続いた。ぐっすり眠れるので目覚めも早い、4時半には目覚め、5時までにはきっぱり起きている。土曜日も6時半には出勤し、何と午後2時まで働いた。ぐっすり睡眠はやはり身体が元気になるようだ。それでも、2時以降のギラギラ太陽には勝てそうもなかった。その日も日中は雨が降らず、暑かった。
 夜中、または未明には雨が降っている。朝、アパートの駐車場が濡れているし、通勤途中の道も濡れていることで、まあまあ降ったことが判る。しかし、金曜土曜と日中は太陽がガンガン照りつけていたので土曜の夜は暑かった。明け方まで暑く、私の睡眠もダラダラ睡眠へ戻り、日曜日はグダグダ起床、元気の出ない身体で出勤となる。
 8月上旬は雨が多かったせいで畑仕事が遅れている。9月に植える作物が多くあり、その畝の準備をしなければならないが、まだ1つも終わっていない。耕す前の除草に追われている。なので土曜日は午後2時まで頑張った。日曜日も頑張るつもりだったが、太陽がガンガン照りつける中、体力がそれを許さなかった。お昼過ぎにはギブアップ。
 ラジオの美人(であろう)パーソナリティーに盾突くようで申し訳ないが、私の身体が感じるところでは、沖縄の夏はまだまだ続く。むしろ、これからが真っ盛り。
     

 記:2016.8.19 島乃ガジ丸