ガジ丸が想う沖縄

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パン2

2018年05月11日 | 飲食:食べ物(料理)

 パン屋のパン

 パンは子供の頃から食べていた。学校給食のパン、家で食べる食パン、菓子パンなどだが、酒を飲むようになって(二十歳頃ということにしておこう)、すぐにワインも飲むようになったが、ワインにはフランスパンが合うということに気付いて、フランスパンもよく食べるようになった。硬いもの、噛むほどに味の出るものは私の好みとなる。

 パンについては既に、2014年7月6日付記事、沖縄の飲食『パン作り』で紹介しているが、その中で私は、私の無知をさらけ出している。それまでフランスパンというのはフランス発祥で、細長くて皮の硬いパンであるという認識でしかなかった。
 記事『パン作り』の中で、パン屋の若い店員に「フランスパンはないですか?」と訊いて、「バゲットのことですね」と応じられ、「何だい!いつからフランスパンがバゲットなんて名前になったんだい!パン屋の店員なら、フランスパンという昔の名前でも対応せんかい!それが年寄りに対する親切ってもんだ!」とその時思ったと書いてある。
 その記事『パン作り』を書く時に少し調べ(と言っても広辞苑を引いただけ)て、フランスパンとは「塩で味を付け皮を固く焼いたパン。普通、拳形、また細長い形に作る。バゲットなど」であり、バゲットを調べると「長い棒状のフランスパン」とあり、「フランスパンにもいろんな種類があるんだ」ということを知った。

 同じく記事『パン作り』の中で、「以前住んでいた首里石嶺のアパートの近くにあったパン屋さんのライ麦パンが硬かった。私好みのパンで、遠くへ引っ越した今でもたまに行って、それを買い、ワインの肴にしている。」と書いてある。「遠くへ引っ越した」という住まいは宜野湾市我如古のアパート、2016年12月に西原町幸地に引っ越して、そこからその記事にあるパン屋は車で5分ほどなので、たびたび買いに行っていた。
 西原町幸地に引っ越して、そのパン屋にたびたび通うようになって、これまでに無かった新商品があることに気付いた。長さ25センチ程の見た目はよく見るフランスパンであるが、その名は「プチバタール」となっている。大学生の頃、第二外国語がフランス語だったので、プチが「小さい」という意味であることは知っている。バタールとはきっとバターと関係あるなと想像し、「バターを練り込んだ小さなパン」だと判断し、購入。
 家に帰ってプチバタールを食う。バターの香りはしない。「なんじゃい、普通のフランスパンじゃねーか?」となる。でも、フランスパンの好きな私なので、その味に満足。しかも、その大きさが1人者で小食者の私には好都合、ちょうど私の2食分。
 その後、月に2度ほどはその店に通い、プチバタールとライ麦パン(1個で私の1食分となる)を買い、概ねその日の晩飯、翌日の朝飯昼飯となった。
     

 今の住まい(宜野湾市野嵩)から徒歩1分の所にパン屋さんがあって、4月の初め頃だったか、中を覗くと、フランスパンがその名前で店頭に並んでいた。早速購入し、家に持ち帰って食べる。いかにもフランスパンで、皮が硬く、美味い。
 その後、週に1~2度はその店へ通ってフランスパンを買っていた。その店は若い(30代と思われる)お兄さんが1人でやっている。「1人でやっているんですか?」と訊いて、「そうです」と応えてくれたのでそれは確か。そして、
 「この店はフランスパンをフランスパンという名前にしていますね。最近、他のパン屋さんではバゲットって名前になっていますよね。」と尋ねる。
 「バゲットはフランスパンの1種です。フランスパンには形や大きさによっていろいろ種類があります。」と教えて貰った。棒状のものでもバゲット、バタール、パリジャンなどの種類があるとのこと。ただ、その店には棒状、長さ30センチ余の1種だけがあり、それをフランスパンという名前で売っている。

 先日、首里石嶺のパン屋さんへ久々に行って、久々のライ麦パンを購入。その時、プチバタールは買わなかったが、その奥の籠に棒状のパンが名札と共にいくつも並んでいて、名札にはプチの付かないバタールがあり、バタールより細く長いバゲットがあり、太さはバタールほどで長さはバゲットより長いパリジャンなるものがあることに気付いた。
 古くからいる店員の小母様に「あそこにあるものは皆フランスパンの種類なんですね」と確認すると、ニコッと笑って肯いてくれた。フランスパンの種類は他にもあった。帽子を被ったような形の拳大のもの、それより大きめでボタっとした形のものなど。
 その時、いつもなら買っているプチバタールを買わなかったのにはわけがある。その前日に近所のパン屋で、大きさ形はバタールに似ているが、色が違っているパンを買っていて、主食となる食料は間に合っていたから。そのパン、買うのは2度目、前に買って食べて、「歯応えはフランスパンに劣るが、味はこっちの方が俺好みだぞ」と感じ、パンを食うなら、しばらくはこのパンにしようと決めていた。
     

 その黒っぽいパンを買うきっかけになったのは、同じ店で1ヶ月ほど前に購入したラスク、そのラスクが、私がこれまでに食べたラスクの中でも一番美味しかったから。ガーリックラスクでもシュガーラスクでもメイプルラスクでも無い、棒状のパンを輪切りにしてそのままラスクにしたもの。「特に味はつけていません」というラスク。
 この1ヶ月の間に、そのラスクは4~5回購入(買いに行って無い日もあった)している。概ねワインの肴にしているので、この1ヶ月にワインは、少なくとも4~5回、ではない、10回ほど飲んでいる。ラスク1袋は、私のワインの肴として2回分はある。とにかく、私にとってはとても美味しいラスク。そのままでもチーズをのせても良し。
 
 で、その美味しいラスクの元になっているパンは何?と興味を持ち、若い御亭主に訊いた。「これです」と彼が指し示してくれたのが黒っぽいパン、名札には「全粒粉パン」と書かれてあった。全粒粉だから黒っぽいようである。その色、そういえばライ麦パンに似ているなぁと気付く。ライ麦パンもまた、ライ麦の全粒粉で作られるらしい。
 ライ麦パンや全粒粉パンの栄養価についてはよく知らないが、そのイメージからして米で言えば玄米のようなものだと思われる。近くのパン屋さんの全粒粉パン、その味を私は気に入ってしまった。1個で私の2食分はたっぷりあるので、1食の主食代は100円ほどとなる。芋(サツマイモ)も食うけど、パンを食うならこれにしよう決めた。
     

 記:2018.5.8 ガジ丸 →沖縄の飲食目次

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