ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

シマキンパラ

2013年12月13日 | 動物:鳥

 籠の鳥は嫌だ

 私の思い浮かぶ「籠の鳥」に喩えられるものとしては先ず、テレビドラマの誘拐された令嬢や拉致された重要人物、大人のビデオの監禁された女子大生など。「お前はもう籠の鳥だ、観念するんだな」なんてセリフを悪者たちが吐いている場面を思い出す。
 「籠の鳥」とは何ぞや?と改めて広辞苑を引く。「籠に入れられて飼われる鳥」が第一義で、次に「身の自由を束縛されている者。特に遊女」とあった。私が思い浮かんだ令嬢や重要人物、大人のビデオの女子大生などは身の自由を束縛されている者となる。
 何年か前、治安の少々悪い外国において、日本人が身代金目的で誘拐されるという事件がいくつかあった。オジサン(私のこと)は年取るにつれて時間の進み方がどんどん速くなっていっているので、何年か前ではなく十何年か前だったかもしれない。
  何年か前でも十何年か前でも、現在でもいいのだが、もしも私が拉致され・・・貧乏人の私でも拉致される可能性はある。日本は金持ちである。日本の中で貧乏だと言っても金持ちでない外国から見れば中流くらいになるかもしれない。話が逸れた。もしも私が拉致されて、もしも監禁されたとしたら、「身の自由を束縛されている者」となったら、私にとってそれは死ぬほどの苦痛となるに違いない。「籠の鳥」は私の最も嫌うもの、体だけでなく、心の自由を束縛されるのも大嫌い、いや、体よりそっちがずっと嫌い。

  今回紹介するシマキンパラは飼い鳥が籠から逃げて野生化した鳥で、そこから上述の籠の鳥の話となったわけだが、話があらぬ方向に膨れてしまって、当初書こうと思っていたこと、遊女や女子大生のことからすっかり離れてしまった。話が膨れてしまったのは、特定秘密保護法が最近ずっと頭にあって、これからこの国は、個人が自由に取材したり、意見を言ったり、国のやることに文句を言ったりすることができなくなるんじゃないかという心配があって、そうなると、国の監視による「籠の鳥」みたいだと思って・・・。

 私がもし鳥で、人に飼われる「籠の鳥」なら、食と住に不安の無い生活であったとしても、それは絶対嫌だと思い、シマキンパラ同様、籠から逃げるに違いない。

 
 シマキンパラ(縞金腹)
 スズメ目カエデチョウ科の留鳥 飼い鳥が野生化した帰化鳥 方言名:不詳
 名前の由来は資料が無く不明。キンパラという種があって、本種はそれと同属。キンパラは広辞苑にあり金腹と漢字表記がある。であれば、お腹の色が金色なのであろうと想像するが、文献の写真を見るとその腹は暗赤褐色。なので、名前の由来は想像不可。シマキンパラの腹は縦に縞模様がある。で、シマ(縞)と付くのだと思われる。
 キンパラの全長は11センチとあるが、シマキンパラについては記述が無く不明。私の記憶では同じくらい。よって、全長11センチとしておく。
 本種もキンパラも、その他同属のコジロキンパラ、ギンパラも飼い鳥が野生化した帰化鳥とのこと。雑木林や農耕地に生息し、年中見られるとのことだが、宮古諸島では多く見られるらしい。私は2012年9月にその宮古島で、2007年12月に那覇市の新都心公園で、2011年2月に那覇市の奥武山公園で見ている。
 
 シマキンパラ正面から
 オッサンが股を開いて、腕を後ろ手に組んで、パン喰い競争している姿に見える。

 記:2013.11.15 ガジ丸 →沖縄の動物目次

 参考文献
 『ふる里の動物たち』(株)新報出版企画・編集、発行
 『沖縄大百科事典』沖縄大百科事典刊行事務局編集、沖縄タイムス社発行
 『沖縄の野鳥』沖縄野鳥研究会編、(株)新報出版発行
 『いちむし』アクアコーラル企画発行
 『検索入門 野鳥の図鑑』中村登流著、株式会社保育社発行
 『野鳥ガイド』唐沢孝一著、株式会社新星出版社発行
 『沖縄 宮古の野鳥』砂川栄喜著、(有)ボーダーインク発行

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