ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

温暖化時代の台風対策

2018年10月06日 | 通信-環境・自然

 今年(2018年)6月18日付通信『近い将来の台風対策』は、沖縄近海で発生した台風6号に関する話であったが、その中で、
 地球温暖化で海水温がさらに高くなり、沖縄近海で発生した台風が急速に発達し、その日の内に暴風圏を持つ大人の台風となって、翌日には沖縄を襲うなんてことが近い将来あるかもしれない。そうなると、近い将来の台風対策はこれまでよりずっと大きな危険が伴うことになる。命がけの台風対策となる。
 と、私は書いている。別の記事(題は忘れた)で、「沖縄近海で発生し、温暖化の海水温をエネルギーとしつつ発達しながら北上し、近畿や関東辺りで最大勢力となり、かつて沖縄がそう呼ばれたように、大阪や東京が台風銀座と呼ばれるようになる。」なんてことも書いた覚えがある。温暖化がこのまま続けば将来そうなるかもしれない。であるが、将来そうなるかもしれないまでの途中経過を、私は考えていなかった。
 そうなるまでの途中経過とは、現在もその一部(途中の始まりの方)となるが、これまでとほぼ同じ箇所、例えばフィリピンの東海上で発生した台風が、地球温暖化による海水温の上昇で、強力強大なモンスター台風となり、それが沖縄を襲うことになる。強力強大なモンスター台風は沖縄だけでなく、東南アジアや台湾、中国南部を襲う。これまでの台風は北上するに連れて勢力が衰えたが、モンスター台風はさほど衰えることなく北上し、日本本土をも襲う。24号、25号の連続台風はそんな台風の始まりではないか?
     

 ということを踏まえ、温暖化時代の台風対策を考えてみた。沖縄の建物の概ねはコンクリート造なので、建物そのものが台風で倒壊するというのは滅多に無いと思われる。しかし、沖縄の建物の概ねは窓に雨戸がついていない、アルミサッシのガラス戸が外に剥き出し。格子のついている窓は多くあるが、ベランダに面するガラス戸に格子は無い。
 何故そういう造りになっているのか不明。費用対効果ということだろうか?万が一のために雨戸を取り付けるには、それにかかる費用が高いということだろうか?しかし、強風に飛ばされ何か硬いものが窓ガラスに当りガラスが割れるという確率は、この先モンスター台風が増えたらそれに比例して増えていくと思う。実は、24号が過ぎた後、近くのスーパーへ買い物に行ってその帰り、近所の病院の入口のガラス戸のガラスが割れているのを見た。ガラス剥き出しはやはり危険なんだと、その光景を見て再確認した。
 ということで、建物の窓には格子を、ガラス戸には雨戸を設置する。古い建物だと、格子や雨戸の追加設置は不可という造りになっているものが多い、私の住むアパートもそうである。そういう所はネットが張れるような器具を設ける。ということでいかが?

 その昔、私が初めて東京へ行った時、羽田へ下りる機内から見た東京がおもちゃの街のように見えた。「そうか、これならゴジラも平気だ」という感想を持つ。もしも、沖縄の那覇港にゴジラが上陸したら、コンクリートの建物も踏み潰すかもしれないが、数歩歩いたところで「痛っ、てってっ」と、ゴジラは足裏を摩っているかもしれない。
 ゴジラが踏んでも平気な日本の家屋が、モンスター台風対策でコンクリート造に建て替えられていく。都会はともかく田舎までコンクリートになってしまう。美しい日本の田園風景が消えていく。それは淋しい。そうならないことを願うが、どうなるやら。
     
 記:2018.10.8 島乃ガジ丸

ジャンル:
ウェブログ
この記事についてブログを書く
« 本格的台風 | トップ | ハイイロヒトリ »