ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

手当ての甲斐も無く

2006年12月01日 | 通信-科学・空想

 職場のパソコンはよく故障する。ウインドウズ95から98、今のXPに至るまでそうである。私個人が持っているXPは買ってから2年になるが、まだ1度も、これっぽっちも不調になったことが無い。頭の悪い(CPUの性能が低い)ノートでさえ、職場のXPに比べたらその不調の度合いは遥かに少ない。
 前々から感じてはいたことなんだが、私は、それは”気”のせいでは無いかと思っている。「思い込み」という意味の「気のせい」では無く、風水で言う”気”のせいということである。職場の”気”の流れが悪くて、パソコンが故障しやすいのではないかと思っている。まあ、それこそ、まったく、「気のせい」なのかもしれないが・・・。

 先週月曜日(20日)の朝、LAN接続に異常があることに気付いた。「どうしたんだろう?」と思いながら、LANには何の影響もされないエクセルやワードを使った作業を続ける。お昼になって、いったん電源を落とす。
 午後1時、電源を入れる。BIOSが立ち上がり、XPが立ち上がる。が、XPが途中で止まる。何度やっても同じ。「どーなっているんじゃい!」と別のパソコンで、処置方法を検索する。結果、起動ディスクを使うことにする。起動ディスクはFDが6枚必要だという。会社に空のFDは無い。古いデータの入ったFDを出し、そのデータをPCのハードに移動して、FD6枚を準備する。ここで月曜日が終わる。

 火曜日、FD6枚分の起動ディスクを作る。それを使って起動させてみるが、3枚目で止まる。FDが古くて、カビでも生えているのかと思い、別のパソコンで調べる。6枚のうち2枚は正常でなかった。で、正常なFDを2枚探して、正常を6枚揃えて、改めて6枚分の起動ディスクを作る。それを使って再挑戦するが、今度は5枚目で止まる。システムの中に足りないファイルがあるとの表示が出る。そのファイルが何なのか調べたり、修復方法を調べたりして、火曜日が終わる。

 水曜日、いざとなったらディカバリーDVDを使おうと決めていたので、その作業の際は、余分な線は外しておいた方がいいというので、スキャナー、プリンターなどを外し、電源を入れる。すると今度は、BIOSは立ち上がっているようだが、画面が真っ暗なまま。線のつなぎを良く確認しながら、何度か試す。何度かやっているうちに、そのうち、BIOSまでもが立ち上がらなくなった。FANは回っているので、電源は行っている。が、ハードディスクのランプがチカチカしない。音もFANの音だけ。それならばと、PCの蓋をあけ、CMOSリセットというBIOSの初期化をやる。しかしそれでも、まったく何の変化も無かった。ということで水曜日も終わる。

 ひどい傷を負っているのに、それを我慢して戦い続けた戦場の兵士が、やがて右ひざをつき、左ひざをつき、手をつき、尻をつき、ついには倒れこんで、意識を失い、死んでいく。みたいに、会社のPCは死んでいったようだ。アーメン。
          

 2006.12.1 ガジ丸