相棒たち

smash・桜子・ポロ・カフェラテ・knee・「あゆ」は天寿を全うし、独りになった相棒「カプチーノ」。

轍(わだち)・・・昔こんな「詩」があった:その34

2020年10月13日 | 詩・唄・歌・曲
♪ 旅は長く遠く 肩の荷重く
♪ 時に堪えかねて 涙を拭けば
♪ 胸の奥に熱く 何かが騒いだ
♪ あの日とめどなく あふれた夢さ
♪ 懐かしい人が 遙かな日々が
♪ 時の流れ越えて ほら めぐる旅路さ

♪ 風がふと運んだ 汽笛の音に
♪ 時の谷間来て 歩みを止めれば
♪ 夕陽空を焦がし 心に沈んだ
♪ 明日もたえまなく 燃える力さ
♪ 懐かしい人が 遙かな日々が
♪ 時の流れ越えて ほら めぐる旅路さ

曲:渡辺岳夫、詩・唄:小椋 佳「大いなる旅路」

YuoTubeへのリンク
https://www.youtube.com/watch?v=_Zm4h-bxZL0


鉄道100年を記念したドラマ「大いなる旅路」の主題歌。
ドラマの放映は1972年らしいので、品川区二葉のアパート暮しの時代だが、見た記憶がない。

かなり後に、小椋佳のCDアルバム「折節の想い」を買った。
第三巻「くさまくら」に収録されていて良く聴いた。
アルバムに、1997年と印字されている。

二葉でのアパート暮しは1973年の春、結婚するまでの3年半続いた。
二階の窓を開け、ガタンゴトンと行き交う貨物列車をぼぅっと眺めるのは嫌いではなかった。
不思議と三浦の海への郷愁はなかった。

人生は長い、長い旅路。
日記の存在で、はからずも鮮やかに蘇る懐かしい人々、懐かしいあれこれ。