BIRDのブログ&ファンフィクション

往年のアニメ 「科学忍者隊ガッチャマン」の大ファンです。
この話題を中心に日常のことなどを綴ってみました。

健ちゃん、転職のチャンス!

2017-02-26 22:02:38 | ニュース
職業別給料ランク発表 1位は「パイロット」に…

 職業別平均月収(厚労省調べ)
・1位 パイロット 149万3300円
・2位 医師 85万8900円
・3位 歯科医師 67万6400円
・4位 大学教授 65万5600円
・5位 大学准教授 52万8600円
・6位 弁護士 48万9100円
・7位 掘削・発破工 47万2400円
・8位 公認会計士、税理士 46万5700円
・9位 大学講師 44万800円
・10位 客室乗務員 43万4500円

おお!これは転職のチャ~ンス(^0^)
しかし、凄いですね。上位にランクされる職業のお給料というのは…。
コメント

火の鳥 その後

2017-02-22 22:33:33 | ファンフィクション
#4  生存者


 「よかったなあ」
昼食後のひととき、捜索隊も医療班も今朝一番の朗報に喜びの声を上げていた。
「ドクター、彼は助かるんですよね?」
コーヒーの入ったマグカップを抱えて話に加わりに来た医療班のドクターに捜索隊の一人が心配そうに訊ねた。
「うん、衣服がズタズタに裂けていた上に居た場所で火災があったものだから、我々も覚悟していたんだが、
私が診た限りでは擦禍傷と打撲傷がいくつかあるだけで、火傷や骨折といった重い傷はなかったはずだよ」
多くの人が命を落とし、キャンプに収容されている人々の中にも重傷を負った者が珍しくない中、
グリッド捜査の手法に乗っ取った捜索を開始してからの奇跡ともいえる、初の生存者の発見は
死者を見ることが当たり前になっていた、捜索隊やドクターの表情を久しぶりに明るませた。
「早く意識が戻るといいですね」
「そうだね」
「主治医は誰なんですか?」
「ドクター・オーウェンが担当されているよ」
経験豊かなドクターで細胞学の専門家でもあり、難民キャンプでも医療の中心になっている、
ドクター・オーウェンなら…誰もが奇跡を願っていた。

 その頃、ドクター・パトリック・オーウェンは、落雷と山火事のあった丘陵付近で救出された生存者の
病室で眉を寄せていた。濃い焦げ茶の髪に縁どられた端整な顔に長い睫毛が影を落とす。
(肌の色からすると欧米系だろうか?)
朝一番に出発した捜索隊が大変な勢いで診察室に彼を運び込んで来た時は、生存者発見の朗報と
捜索隊の興奮も相まって、ドクター・オーウェンも舞い上がってしまった。
 だが、奇跡的に救出された生存者を捜索隊から引き継いで手当てにかかったものの、
診察した限りでは重篤な傷が見当たらず脈拍や呼吸も安定しているのに意識が戻らない。
(脳や内臓に損傷を受けているのかも知れないな)
一刻も早く詳しい検査をしたいが、検査用の機材がまったく足りず、応急処置以上の手当てが
出来ない現実に、昏々と眠り続ける彼を見守るドクター・オーウェンは焦燥感に駆られるばかりだった。
コメント (2)

火の鳥 その後

2017-02-22 22:22:22 | ファンフィクション

    #3  捜索隊


 豪雨と雷鳴の一夜が明け、翌日は陽光も眩く晴れ上がった。
澄んだ朝の空気の中で、レンジャー、パラメディックらで構成される難民キャンプの捜索隊は
準備を整え、いつものように捜索活動に出発しようとしていた。
“総裁Zによる反物質小惑星と地球との衝突は科学忍者隊によって回避され、地球の脅威は去った”
国連本部からの公式発表をこのキャンプでも受信していた。
いまだ瓦礫の中に埋もれたままの死者も数知れず、生存者の発見や手の届いていない負傷者の救出を
目指しての捜索活動が世界各地で行われていた。
だが、日を追うごとに生存者の発見や負傷者の救出は減り、犠牲者、すなわち死者を収容することが
増えつつあった。

 山々も含めた捜索は地図を基に捜索範囲を碁盤目状(グリッド)の細かなブロックに分け、連日、
対象のブロックごとに念入りな捜索を行う、グリッド捜査の手法が採られていた。キャンプを出発した捜索隊は、
目的のブロックに向けてジープを走らせ、本日の捜索対象地に到着すると分散して、直ちに活動を開始した。
捜索ブロックの東側斜面から丘陵を担当したグループは、頂きに辿りつくまでもなく、
雨上がりの冷気の中に漂う、焼け焦げた臭いに心を重くしていた。生えている草が丘陵の中腹から
一面に黒く焼け焦げてなぎ倒されている。反物質小惑星の接近による天変地異でフェーン現象による
火災が起こった上に、昨夜の激しい雷でこのあたり一帯はさらに大きな被害を受けたらしい。
周囲は総てが焼け落ち、落雷を受けて幹の半ばから折れた木々は夜来の豪雨の名残を留め、
黒焦げの裂け目から水蒸気を盛んに白く吐き出して焼け焦げた大地はまだ熱を孕んでいた。

 草が焦げ木々も焼け落ちて、黒ずんだ色彩と鳥の声すらない死の静寂の中、誰もが反物質小惑星の
接近による破壊と立て続けに起こった森林火災の凄まじさに言葉を失っていた。
他の捜索隊と無線で状況を確認し合った後、次のブロックを捜索するため移動しようとしたその時、
同道していた災害救助犬に反応があって一同に緊張が走った。救助犬が緩い丘陵を駆け上がって行く。
「こっちだ!」
「応援を呼べ!」
「こちら、1-Gブロック!」
無線で交信する間も救助犬は力強くリードを引く。救助犬が立ち止まり吠えたてた。
広範囲に焼け焦げた黒い地面のほぼ中央に人が倒れている。驚きで一瞬、ざわめいた捜索隊は
救助犬をその場に留め、犬の声にも反応しない痛ましい火災の犠牲者を収容するために近付いていった。

「これは!」
「生存者がいたぞ!」
「パラメディック!」
パラメディックはもちろん、別のジープから駆け付けたレンジャーもその場の誰もが奇跡だと思った。
てっきり火災に巻き込まれた死者と思われたその青年は固く眼を閉じ、身に纏っている色合いが
ブルー系とおぼしきシャツは黒く煤けてあちこちが裂けており、かつては白地だったらしいスリムパンツや、
シャツと同系色のスニーカーの傷みようから、かなりの重傷が予想された。
意識を失ってはいたが、身体は温かく脈拍呼吸とも微弱ながら正常だった。
火災に追われて山中を逃げ惑ううち、炎に囲まれてついに身動きができなくなり、
焼死する寸前に昨夜の豪雨が消火の役目を果たして奇跡的に助かったのだろう、と推測された。
夜通しの雨に打たれはしたものの、火災の名残をとどめて熱さの残る大地が彼の体温を保ってくれたらしい。

 生存者の発見に喜びを隠せない一同が見守る中、パラメディックが施した処置が功を奏したのか、
青年は微かに呻いて薄っすらとその目蓋を開いた。
「君!聞えるか!?」
「しっかりするんだ!」
呼びかけが届いたのか青年は声の方に顔を向けようとしたが、相手を認める前に
乱れた焦げ茶の長い髪がガクンと仰け反った。
「あっ!」
「ボードを置け!」
「行くぞ、1・2・3!」
捜索隊は再び意識を失った彼をバックボードに移し、エマージェンシーブランケットで
包んだ身体をベルトで固定した。多くの力強い手がボードをジープに運び込む。
「急げっ!」
生存者を収容した捜索隊は山裾にある難民キャンプに向かって、全速力で引き返して行った。
コメント

バードらん

2017-02-19 21:24:04 | イベント
 2月11日~2月17日まで東京ドームで世界らん展2017が開催されていました。 
過去形なのは行きそびれたからです、しまった~。こんなに開催期間が短いとは…。
西洋や東洋の蘭が一同に集まる華やかな催しだったそうです。(また過去形なのが悔しい)

この展示会が記憶にあるのはニュースで耳にしたこの言葉
「今年はバードらんが展示されています」
今年の干支である酉にちなんで鳥似た蘭が「バード“ら ん” ド」のコーナーでパネル展示と現物展示で紹介されています。
(画像をクリックすると大きく表示されます。)


鳥が飛んでいるように見える「ゴンドラ」


白鳥が飛んでいるように見える「シクノチェス(スワン・オーキッド )」


ブーメラン
コメント

火の鳥 その後

2017-02-19 20:56:10 | ファンフィクション
   #2  その夜


 世界のいたるところで街を焼き尽くす勢いの火災が起き、フェーン現象や落雷による山火事や森林火災も
発生していた。火災は規模が拡大するにつれ、人々の手に負えなくなり、消火の術がないように思われたが、
大規模火災による激しい上昇気流が上空で積乱雲を形成した結果、地上に急激な豪雨をもたらし、
少しずつ火勢は衰えの兆しを見せ始めていた。
『反物質小惑星との衝突は科学忍者隊のおかげで回避され、地球の危機は去った』このニュースが
世界中を駆け巡る頃にはギャラクターによる反物質小惑星の接近で、破壊の限りを尽された各地の
災害はようやく終息に向かいつつあった。
破壊と恐怖の中を生き延びたものの多くの人々が家や家族、友人を失い、心にも身体にも傷を負って
難民と化し世界各地のキャンプ、シェルターに収容されていた。

 地球の危機が去ったその夜、地上の荒廃とは無縁の煌めく星々を抱いた夜空が不意に眩い光に満ちて、
輝き始めた。遥か上空より炎に包まれた大きな美しい鳥が現れ、辺りを圧する叫び声を響かせ山脈が
囲む渓谷を翼を広げて飛翔した。
大災害を辛うじて生き残った野生動物たちは巨大な火の鳥の出現に驚き、長く尾を引く力強い叫び声に
身を竦ませて一目散に巣穴へ掛け戻った。
 火の鳥が翼を広げた夜、山脈全体に天を引き裂くような稲妻が幾筋も奔り、雷鳴が轟いて激しい雨が
渓谷と大地を叩いた。目の眩むような雷光と耳を劈く轟音、辺りを白く煙らせ一寸先も見えない豪雨と
雷鳴に山裾にある難民キャンプに収容された人々は、科学忍者隊の決死の活躍によって退けたはずの
悪魔の再臨かと怯え、震えながらその夜を過ごした。

コメント (2)