BIRDのブログ&ファンフィクション

タツノコプロの往年のアニメ「科学忍者隊ガッチャマン」の大ファンです。
この話題を中心に日常のことなどを綴ってみました。

バードらん

2017-02-19 21:24:04 | イベント
 2月11日~2月17日まで東京ドームで世界らん展2017が開催されていました。 
過去形なのは行きそびれたからです、しまった~。こんなに開催期間が短いとは…。
西洋や東洋の蘭が一同に集まる華やかな催しだったそうです。(また過去形なのが悔しい)

この展示会が記憶にあるのはニュースで耳にしたこの言葉
「今年はバードらんが展示されています」
今年の干支である酉にちなんで鳥似た蘭が「バード“ら ん” ド」のコーナーでパネル展示と現物展示で紹介されています。
(画像をクリックすると大きく表示されます。)


鳥が飛んでいるように見える「ゴンドラ」


白鳥が飛んでいるように見える「シクノチェス(スワン・オーキッド )」


ブーメラン

火の鳥 その後

2017-02-19 20:56:10 | ファンフィクション
   #2  その夜


 世界のいたるところで街を焼き尽くす勢いの火災が起き、フェーン現象や落雷による山火事や森林火災も
発生していた。火災は規模が拡大するにつれ、人々の手に負えなくなり、消火の術がないように思われたが、
大規模火災による激しい上昇気流が上空で積乱雲を形成した結果、地上に急激な豪雨をもたらし、
少しずつ火勢は衰えの兆しを見せ始めていた。
『反物質小惑星との衝突は科学忍者隊のおかげで回避され、地球の危機は去った』このニュースが
世界中を駆け巡る頃にはギャラクターによる反物質小惑星の接近で、破壊の限りを尽された各地の
災害はようやく終息に向かいつつあった。
破壊と恐怖の中を生き延びたものの多くの人々が家や家族、友人を失い、心にも身体にも傷を負って
難民と化し世界各地のキャンプ、シェルターに収容されていた。

 地球の危機が去ったその夜、地上の荒廃とは無縁の煌めく星々を抱いた夜空が不意に眩い光に満ちて、
輝き始めた。遥か上空より炎に包まれた大きな美しい鳥が現れ、辺りを圧する叫び声を響かせ山脈が
囲む渓谷を翼を広げて飛翔した。
大災害を辛うじて生き残った野生動物たちは巨大な火の鳥の出現に驚き、長く尾を引く力強い叫び声に
身を竦ませて一目散に巣穴へ掛け戻った。
 火の鳥が翼を広げた夜、山脈全体に天を引き裂くような稲妻が幾筋も奔り、雷鳴が轟いて激しい雨が
渓谷と大地を叩いた。目の眩むような雷光と耳を劈く轟音、辺りを白く煙らせ一寸先も見えない豪雨と
雷鳴に山裾にある難民キャンプに収容された人々は、科学忍者隊の決死の活躍によって退けたはずの
悪魔の再臨かと怯え、震えながらその夜を過ごした。


火の鳥 その後

2017-02-19 18:30:00 | ファンフィクション

                 火の鳥 その後  
        
                                 by BIRD


     #1 科学忍者隊


 地球征服、世界制覇を目指したギャラクター最後の作戦は総裁Zによる地球そのものを
宇宙から葬り去るものであった。
宇宙トラクターに牽引された反物質小惑星の接近は大規模な気候変動を引き起こし
巨大台風、落雷 竜巻、津波 大地震、フェーン現象といった自然の猛威となって世界中に
襲いかかり大災害をもたらした。
過去に三たび繰り返された地球的規模の災害よりも圧倒的な被害を全世界に与え、
地球上の都市のほとんどが壊滅的な打撃を受けて世界は荒廃していた。
 一方、宇宙へ飛び出した科学忍者隊は地球に接近する反物質小惑星の軌道変更を試みて、
小惑星を牽引する七機の宇宙トラクターのうち、三機をガッチャスパルタンに搭載した
流星破壊ミサイルで破壊し、宇宙トラクターの牽引力のバランスを崩して残る四機を相互に
衝突させ、七機の宇宙トラクターの全てを破壊することに成功した。
だが、牽引力を失ってもなお反物質小惑星は地球への接近を続け、科学忍者隊は小惑星を覆う
バリアーにより大きなダメージを受けた。反物資小惑星の地球衝突まであと1分30秒。
もはや国際科学技術庁にも国連本部にも為す術はなく、時間だけが静かに流れていった。

 反物質小惑星を牽引する宇宙トラクター破壊後もなお、宇宙パルスにより小惑星の軌道を
制御している総裁Zの壊滅を目指した科学忍者隊は、反物質小惑星のバリヤーに傷つきながらも、
ガッチャスパルタンで総裁Zの本体に突入、コンドルのジョーが自らのブラックボックスの
反応によって総裁Zの核を探り当て、核を覆うフードバリアーを破壊した。
さらにガッチャマンがバリアーを失ったZの核本体をG-フェンサーで一刀両断にしたことが
総裁Zの完全な破壊につながり、悪魔の星、反物質小惑星は地球衝突の寸前で停止した。

そして…科学忍者隊も力尽きた。

 宇宙空間における科学忍者隊との最後の決戦で総裁Zは倒された。総裁Zを呑み込んだ
反物質小惑星は地球衝突の軌道上から宇宙の果てに遠ざかり、総裁Zを呑み込むことによって
大破し、その核は永遠に宇宙を彷徨う塵となり地球の危機は去った。多くのものが傷つき、
命を失い、地球は救われた。
地球征服を狙ったギャラクターの野望を三たび退け、遂にこれを滅ぼし、地球を守るという使命を
果たした科学忍者隊の消息もそれきり途絶えた。
だが、破壊された総裁Zが反物質小惑星に呑み込まれ消滅する直前に、総裁Zから宇宙へ向かって
飛び出した巨大なエネルギー体が確認された。


科学忍者隊ガッチャマンFその後の世界

2017-02-19 18:10:05 | ファンフィクション
 科学忍者隊ガッチャマンFはン年前にニコニコ動画で一気放送されました。
文句ばっかり言ってきたけど一度は全話観ておこう!と覚悟を決めたものの
つらい日々でありました。あまりの辛さにほとんど記憶に残っていません。
今回、Fのその後を書くにあたって1、2、47、48話のみ観てみました。
とても辛かったです(^_^;)

 つまり、今回のファンフィクションにはFの細かい設定は反映されず、
私の記憶違いも多々あると思います。
それでもいいよ、と思って読んでくださる方、ありがとうございます!
しつこくしてごめんなさい。

科学忍者隊ガッチャマンFのあとの世界

2017-02-19 18:00:02 | 日常
2017年はタツノコ・プロダクション創立55周年とのことです。
50周年記念作品として実写化をやらかしてくれたので5年刻みに頑張らんでもいいよ
と言いたいのですが、やはり大人の事情があるのでしょう。

創立10周年目に制作された科学忍者隊ガッチャマンも今年で放映45周年を迎えます。
Wikipediaによると科学忍者隊ガッチャマン⇒科学忍者隊ガッチャマンII⇒科学忍者隊ガッチャマンF
と続きもの扱いなんですが、う~ん・・・(^_^;)
ン年前にニコニコ動画で一気放送された科学忍者隊ガッチャマンFを観てみたもの
なんだか消化不良です。じゃ、続きを書いちゃえ!で今回のフィクはFのあとの世界です。

Fに続くストーリーは各ファンサイトや英語圏のサイトにもあり、いずれも力作ぞろいで
読み耽った方もたくさんいらっしゃると思います。私もその一人です。

今回、Fのその後を書いてみて他の方の作品に類似した表現や引用があります。
そんなのファンフィクションじゃないわ!と思われる方、ごもっともです。ごめんなさい。

それでもいいよ、読んでみるよと思ってくださった方、ありがとうございます。