菊花の朗読会 第１回

こんにちは。
日中の気温も２０度くらいになり、ようやく朝晩との温度差も落ち着いてきましたね。
それにしても暖かい！
あと半月足らずで師走だというのに。

そういえば、雨も降りませんね。
「ひと雨ごとに秋が深まる」とか言いますが、
「雨が降らんから、秋が来ん！」と、お店のお客様が言われ、なるほど、と妙に納得。
季節感を感じるのが年々難しくなっていますね。

さて昨日は、鈴音の会主宰の阿部律子さんによる　菊花の朗読会　第１回　が開催されました。

１部は、講談から題材を取った「三方一両損」。

阿部さんお得意とはいえ、男性の低い声を３人分！
これはちょっと難しいのでは？と思いましたが、
ちゃきちゃきの江戸っ子言葉を３人分、軽妙に操って大岡裁きを演じてくださいました！
内容も面白く、短いお話が一層短く感じました。

休憩をはさんで第２部は、「遊女夕霧」です。
打って変わってこちらは、じっくり聞かせてもらいました。
衣装も雰囲気に合わて落ち着いたものに。

この作品では、円玉という男と夕霧のやりとりを静かに聞かせます。
不意に出る夕霧の鉄火肌な気質も、阿部さんお得意の男言葉がしっかり表現していました。
二人のやり取りが進んでいく中で、夕霧の真情が浮かび上がり、
円玉も納得して、夕霧の願いを聞き届けるのですが、
最初腹を立てていた円玉が、次第にほだされていく様子が
阿部さんの語りでたくみに表現されていました。

阿部さん、素晴らしい語り口をありがとうございました！

アンコールは朝ドラの主題歌で、合唱曲としても有名な「いのちの歌」の歌詞を
詩として聞かせてもらいました。
歌っていると、なかなか歌詞に集中できないので、
しっかり「言葉」を聞くことができ本当に良かったです。

阿部さん、お疲れ様でした。ありがとうございました。
２５日も、よろしくお願いしますね♪

今日のきなことげんげん。
今シーズンお初の猫団子🍡(^^♪

今朝も朝からいいお天気！


では、今日はこのへんで。