GalleryCafe 月~yue~

「ギャラリーカフェ 月~ユエ~」のご案内

平松敦子さんとお母様の裂き織

2014-03-29 17:51:54 | 日記
こんにちは。
今日は、朝から曇っていましたが、午後になって、時おり雨がぱらつきはじめました。
今は、すっかり本降りです。
風はあまりふいていませんが、昨日に比べるとひんやりしています。

今日は土曜日。明日までとあって、朝からいろいろな繋がりの方に来ていただいています。

高齢の女性の方が、娘さんに連れられて、来てくださいました。
平松さんに就いて、裂き織を始めたい、とかねてより言っておられたそうで、
念願かなって、来月から習うことになり、本当に嬉しそうでした。
待ち遠しい感じがとても微笑ましくて、私まで嬉しい気持ちをいただきました。

中国新聞を見て来ました、という裂き織の愛好家の方が、
わざわざ福山方面から高速を使って、車で来てくださいました。

またつい、2年前まで東光会に所属していました、という70代前半の男性の方がお越しになりました。
懐かしい、とおっしゃりながら大木茂さんの作品をじっくりとご覧になり、
大木さんの思い出話をしてくださいました。
平松さんがとても興味深い表情で、熱心に聞いていらっしゃいました。

地域の活動も熱心にしていらっしゃる平松さんが、ユエで今回の展示をしてくださったのは、
お母様や、おじい様を知っていらっしゃる地域の方に、今回の展示を見に来てほしかった
からだそうです。
皆さん、当然ご高齢です。
身近な場所で祖父や曾祖母の作品を気軽に見に来てもらえて良かった、と
言っていただきました。
私もとても嬉しかったです。
これからも、芸術に触れられる身近な場所として、
皆さんに愛してもらえる店にして行きたい、と、改めて思いました。

さて、平松さんが、裂き織を始められたのが5年前。
お母様が触発されて始められたのが3年前、80歳の時です。
今では、とても頼りになる、平松さん専属の織り子さんです。
いくつになっても、新しいことにチャレンジし、実行していく
お母様の光子さんのバイタリティーには、本当に脱帽です。

持ち手が、がま口の金具状になっているバッグ。




裂き織の端切れを、かわいくアレンジ。実はけっこう手のかかった作品。




縦糸の色を変えることで、こんな感じに。


はき古しのジーパンのポケット部分を活用。


こんなのや・・・


あんなのも~・・・。


これらの作品の裂き織は、ほぼすべて、お母様が織られたそうです。
それを平松敦子さんが、一つ一つ、作品に仕上げられました。
親子二人の共作です。

明日はいよいよ最終日です。
雨になりそうですが、お近くの方で、まだご覧になっていない方は、
ぜひぜひ、お越しくださいね♪



今日のきなことげんげん。
一人で何を見てるのか・・・。


恒例の「食後の朝寝」。





では、今日はこのへんで。