身に纏（まと）う幸せ

こんにちは。昨日は、午前中のんびりしていたのですが、
２時頃から、座る間もない混雑ぶり・・・！！
未星さんには、お茶の一杯も飲んでもらう時間とてなく、
立ちっぱなしの午後でした。

今朝はめずらしい男性のお客様がいらっしゃいました。
たまたま先日の上田宗箇流の初釜に来られた時に忘れ物をされたとかで、
今日は、その忘れ物を取りに近くまで来られたそうです。

未星さんは、本当に引き出しが豊富で、お茶をされる方と分かり、
お茶に使う織の品物の話で盛り上がっていらっしゃいました。

今回は、なかなか作品に触れられなくて、申し訳ありません。
それというのも、お客様が大へん多いのと
作品がどんどん出て行ってしまうので、
落ち着いて見ることができませんでした。

今日は、なんとか・・・。
日本茜のベストと襟巻

日本茜の襟巻いろいろ。


染める順番や素材で色合いが微妙に変わってくるそうです。
鮮やかなもの、あたたかなもの、ピンクっぽい茜、オレンジっぽい茜と、
それぞれに表情が異なります。

万葉の頃からの日本古来の「赤」がこの日本茜の「赤」です。
本当に落ち着く柔らかな色です。

こちらは蓬染（よもぎぞめ）。本当に柔らかなモスグリーン。
絹のショール（フリンジ付）。


下はウール（フリンジなし）。
使われている色が何色かありますが、すべて蓬です。
摘む時期、異なる媒染の仕方で、これだけ色に違いが出るのだそうです。


ベストと紐襟巻

色は化学です。
紫や、黒は、自然の物は途方もないお値段になってしまうので、
今のところ、化学染料を使うことが多いそうです。

羽織る布。上はウール。下は絹と麻の混紡。
襲（かさね）の色めが素敵です。男性にも似合いそう。


襟巻帽子。
そのまますっぽりとかぶって、襟元にもってきても良いし・・・

こんな風にフリンジを2本取って結んで束ねると・・・

あたたかくておしゃれな帽子に！！

お蔭様で、ずいぶん作品が減ってしまいました。
まだお越しになっていない皆さん！
ぜひ早めにご来店くださいね！
今朝は、朝日新聞に丁寧に紹介していただきました。
作品が無くならないうちに、ぜひどうぞ！！

「安井未星　染織展」
明後日、19日（日）までです。



今朝のきなことげんげん。
けりけり人形と。

今日もハンサム♪


今朝は、きなこさんが庭の観察。

私は、別に何が通っても構いませんことよ。


では、今日はこのへんで。
皆さん、あとちょっとで終了ですよ～♪