秋葉原でお買い物してきました。
この前、某成田の音屋でクラシック@roのケーブルがヤッスイから
大量に買い込んじゃったんですが
あんまりにも音が弱々しくてびっくり。
ケーブルってマジで怖い。
コレじゃぁ遺憾ということでケーブルを買い直しに
町田の某楽器屋に行ったら
!?
3mで3千円もしてる!?
いったいどんなぼったくりだよと、某成田の音屋さんのありがたさを
ひしひしと感じつつ、やっぱこのままでは不味いので
ケーブルを自作する方向でいろいろ調べてみました。
僕は音の分離が良くて癖のなるだけ無いヤツをさがそうと
思っていた訳ですが、BELDENの8412か1192Aが
みんな通る道らしいので、まあケーブル自作初心者として
とりあえず8412で作ってみる事にしました。
必要なものは・・・
ハンダと半田ごて、こて台。
プラグ、熱収縮チューブ。
あと、フラックス除去剤に定規にカッター。
ペンチとかニッパーとかあると良いと思った。
ハンダはアレやコレやあるみたいで、ホントはハンダで音が
変わっちゃうから無ハンダで作れるヤツが良いよなんて
言う人もいるんですけど、
いったいどんなプラグか解んなかったし
結局ハンダ付けする事にしました。
で、ハンダはというと
出来合のBELDEN8412とかはスイッチクラフトのプラグと
「Kester-44 シルバー」が使用されているようです。
でもね・・・ギター弾く訳じゃないからねぇ
ココはNASAも採用したと言われる
日本アルミット製のKR-19しかない!
っと、勝手に思い込んで探してみました。
音の分離が良いと評判だったのね。
・・・秋葉原歩き回る事1時間、みつかんねぇと
おもったら、駅前のすっごい近い店にぽつんとあった・・・orz
オーディオマニアのお店には売ってないってことで。
一番困ったのがプラグ。
プラグなんてどれも同じだろうと
ろくに下調べしないで行ったらさあ大変
まず、付け方がわかんねぇ・・・
どれもそれなりに仕組みは一緒だけど、
メーカーの癖がこんなにあるとは!
初めてだし、どれが良いのか使ってみてから判断しようと
ぐちゃぐちゃに買って来てみました。
判断基準としては、ぼかぁ耐久性より伝導率ってことで
金メッキされてる種類。
KR-60R
ハンダ付けするにも半田ごてが無いと
ってことですが、実はずいぶん前に買ったものがあったんです
でも、そんなに高いものでもないし
劣化してるとやだからっていう理由で
もったい無いの覚悟で新しいの買ってきました。
半田ごての隣にあるチューブが熱収縮チューブ。
8412用ってことで8mm径のやつを
90円/mで秋葉の親父さんに売ってもらいました。
他の店では50cmもないのに袋に詰めてあるだけで200円!!
ばかにしてる・・・のか?
今回の教訓はコレの太いのと細いのを買っとくんだって事
使い道が結構あるってことで。
熱収縮チューブを収縮させるのには今回ガスバーナーを使いました。
ヒートガンとかないし、タバコ吸わないからライターないし。
って・・・普通ガスバーナーもってないか
初めて熱収縮チューブ使ったんですが
コレがかなり面白い!
最初テストで収縮させてみたときに、ちょっとやりすぎて
燃やしちゃいましたけど(火がつく!)
まんべんなくあぶるとコレがまた綺麗に仕上がるんだ!
お掃除用の無水アルコールも忘れない。
で、早速ケーブルを作ってみました。
ケーブル切るのにケーブルカッターを用意しようと思いましたが
2~3千円もしてるのみて、「あぁ、ふつーのカッターで良いや」と。
で、早速ケーブルに切れ目を入れるも、む、むけない!!!
魚のお腹を裂くように切れ目を入れてようやく剥ける
なんか、8412って中に紙やらシルクやら色々入ってて
すっごいしっかりしてるんだ。
430円/mで買っちゃったけど(380円ってところが通販であった)
「これは安心できるケーブルなのかも」
という頼もしさを感じる訳です。
ところでBELDENのケーブルって方向性とかあるみたいなんだけど
これって、字が流れて行く方向に作れば良いんだよね?!
なんか、当てにならんってメーカーもあるみたいだし・・・
つか、KR-19がものすごい使いやすい!!
なんていうか、こんなに自分ハンダ付けウマかったっけ?って
言うくらい使いやすい。
そういえば、この前知り合いのおじいちゃんが
昔は板を左官屋さんにもらって来てそれを自分で切って
塩酸につけてフラックスつけて・・・って
戦前の苦労話を聞かされたなあ
それに比べたら現代のハンダって、なんて素晴らしいんだ!
で、ハンダ付けするのは良いんだけど、ケーブルが太くて
プラグがウマく入んなかったものがありますた。
あー今度からケーブルの太さを考えてプラグ選びしなきゃなあと
ひしひしと感じました。
で、調子に乗ってるときに事故が・・・
XLRのプラグ、危ないところでした。
初めての配線ミス!!それも
ホットとグランドを。あひー!
あわてて直そうとしてものすごく動揺!
半田ごてを当てすぎて端子を支える土台の部分が変形。
無理矢理修正。
ふぅ~危なくプラグ一個無駄にするところだった。
それに、グランドにする線は網線になっている部分を
よって入れてみた訳ですが
熱収縮チューブの細いヤツがあればそのところの
部分の処理をもっとしっかりできたのではないかと反省。
次はスイッチクラフトのTRSプラグ。
またも、初心者なのでどれがホットでどれがコールドで
どれがグランドなのかわからんっ!!
ケーブルチェッカーとかが無性に欲しくなった瞬間でした。
でも!気合いでなんとか!
(間違えてやり直した・・・)
ハンダ付けしたらフラックスを除去剤で拭って
プラグをーあーーーー!!!
って、NEUTRIKのTSプラグがしっかりはまってくれないー!
反省
でも、僕はギターとかベースみたいな楽器につけて
しょっちゅう引きまわしたり抜き差ししないから良いのだっ!
最後はスピーカーに・・・BELDEN
使っても良いのだろうか???
明らかにスピーカー用のケーブルとしては細い・・・
楽器用にみんな使うくらいだからまずいんだろうなと思いつつ
今のよりましになれば良いや、という気持ちで作り始める
というか、後先まったく考えずに買って来た
トモカのオリジナルバナナプラグが可哀想。
だって、明らかに芯線細くて、使うべきケーブルを
間違えてるんだもん!ウワーーーーン!ヽ(`Д´)ノ
(でも無理矢理付けてみるのね。)
今考えれば、余計にケーブルを買って来て
ホット用とコールド用と2本使っちゃえば良かったのかなぁ
ともかく、いまいち良く使い方の解らない
トモカオリジナルのバナナプラグ、僕には早すぎました。
(´・ω・`)ショボーン
ようやく、いくつもの失敗を乗り越えて
遂に音が出るところまで来ました。
工事業者の関係で電源工事が来年に伸びちゃったから
それまでに機材同士のケーブルを強化して行くぞっと。
あぁ・・・Cubase4でるんだねぇ
MacBookも欲しいし
宝くじあたんないかなあ