tontonのお弁当日記

tontonが作るお弁当。娘も息子も社会人となり家を離れ、夫と猫のはーちゃんの3人暮らし。登山とウォーキングが大好き!

娘の作ったお弁当と子宮筋腫手術体験記 Part.3

2010-04-08 06:45:01 | 子宮筋腫と貧血とお弁当
おはようございます!

今日は久しぶりにピーカンのお天気。

今日のお弁当

・レタス+きゅうりサラダ
・ミニトマト
・豚天チリソース炒め
・たまご焼き
・青梗菜+牛肉オイスター炒め
・ふりかけご飯

今日も娘がお弁当を作りました。
夕食の残り物をふんだんに取り入れたお弁当なので、あっという間に出来ちゃった。
今日の私の体調もたち歩いていても、お腹が張らず、気分も悪くならず、いい感じです。


さて。おとといの記事の続きです。

3月24日子宮筋腫手術直後

手術後、ナースステーション隣の部屋で一晩明かしました。

ここから苦しみが始まりました。

夫と子ども達は帰ってしまい、母が仕事帰りの父が来るまで残ってくれました。
母は、昔同じく子宮筋腫摘出をしているので、私の苦しさがわかるようで、
足をさすって、楽にしてくれたりとっても助かりました。

それでも・・・まず、痛い・・・。それから苦しい・・・そして動けない・・・。
この三重苦。
しかも飲めない食べれない、で五重苦。

腕に点滴、胸に心電計と脈拍と血圧計、背中に痛み止め、
鼻に酸素、あと尿管と、管だらけ。

発熱と傷の痛み、加えて寝返りの出来ないのがこんなに苦しいとは・・・。
ちょっとでも動くと痛むのですが、そうかといって、寝返りしないでいると
背中・腰が痛くて痛くて・・・耐えられずベッドの手すりをつかんで寝返り。
これがまた痛い・・・本当にちょっとづつちょっとづつ・・・でも必死になって
寝返り・・・。一回の寝返りにどれくらい時間がかかったでしょう・・・。

ところがしばらくするとその体勢もまた痛くなり、また仰向けに戻る。
これがまた痛くて痛くて、泣きそうになりながら。
しばらくするとまた痛くなって今度は反対向け・・・と一晩中こんな感じ。

寝るどころではありません。長い長い夜でした・・・。
夜が明けても状況は変わらず・・・。
変わったことと言えば、以前この病室にいたおじいさんの患者さんが、
「○○さ~ん・・・○○さ~ん・・・」と私の名前を呼ぶのです。

そして部屋に入ってこようとして、看護士さんに止められている様子。
どうやら部屋が変わったことが納得いかない様子。
看護士さんがいないときに入ってきたらどうしようと、怖くて・・・。

看護士さんは、しょっちゅう様子を見に来てくれ、あれこれ世話を焼いてくれます。
後からわかったのですが、看護士さんに寝返りさせてもらえばよかったんだって。
あんなに苦労して寝返りしたのに・・・。
でもどっちにしても看護士さんの来る間隔では間に合いませんでした。

のどがカラカラ、口はガサガサ、お腹が空いて空いて・・・。
でも、飲食禁止なので口に水を含ませてくれました。
もちろん飲んではいけないのですが、それでも口の中が潤うだけでも楽になります。

このままこの状態が続くのだったら、間違いなく死んだ方がましだと思いました。
長い闘病生活を続けてる方は、凄い精神力だと尊敬して止みません。
偉いことです・・・自分がいかに弱い人間か思い知りました。

そんな魔の時間を過ごしてから翌日の午前中病室にベットごと移動。
ホッとしました・・・。
仲良くなった同じ病室の方達が、声をかけてくれるかなぁ・・・と思ったら
なかなか皆さん、声をかけてくださらないので、ちょっと淋しいなぁ・・・
なんて思ってましたが、私自身、とてもじゃないけどそんな余裕なく、
ひたすら痛みと苦しみに対応するだけで精一杯。

午後になってから、皆さんが声をかけてくださいました。
「苦しいでしょう?でもあと2日の我慢よ」
「あの部屋はもう二度と入りたくないよね」
「出産よりず~っと苦しいよね」
私が苦しいだろうと、負担にならないようにわざと声をかけないでいてくれたのです。
・・・皆さんの言葉に、どれだけ勇気づけられたかわかりません。

ありがとうございます

明日またこの続きを・・・。

コメント (3)
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