今年、最初に会った芸能人は…

昨日まで１泊２日で山梨県に出張に行っていたのですが、その復路のこと。

特急「かいじ」に乗って新宿へと向かったのですが、自由席車両はそれなりに混みあっていて、自分もしばらく車内を歩いたあげくにようやく席を確保したくらいでした。
そんな中、列車はやがて八王子駅に到着。
結構な人たちが降車し、乗車した後、再び列車は動き始めましたが、ふと横を見るとポッカリ空席が。
自分の席と通路を挟んで隣の席では、八王子駅に着くまでの間、おそらく出張帰りと思われるサラリーマンがビールを片手にちょっとした打ち上げをしていて、その際に座席が向かい合わせになるように回転させていたのですが、八王子駅を出発した後も、そこだけはそのままの状態で誰も座ろうとしませんでした。

すると、しばらくして…。

自分の後ろから「そこ、空いてるじゃない。ちょうどいいわ～」「いや～、ホントに」「ね～、ホントにちょうどよく空いてたわね～」というドヤドヤしたおばちゃんたちの声が足音とともに近づいてきました。
彼女たちはそのテンションのまま自分の隣のボックス席に座り、なおもけたたましくしゃべり続けます。
「やかましい人たちだな～」と思い、隣をチラッと見ると、３人いるおばちゃんの中の一人はどっかで見たことがあるな～と。
他の２人がペチャクチャしゃべっている中、その人はほとんど口もきかず、聞き役に回っています。しかも、明らかに常人にはないオーラを感じます。
「誰だっけな～？」と考えていると、やがて、おばちゃんの一人が脇目もふらず、席にいながら大きな声で電話をし始めました。
「おいおい」と思いながら、否応なく耳に入ってくる話をなんとなく聞いていると、そのおばちゃん曰く「今、リンダと一緒なの」。

あっ、そっか、山本リンダだ（苦笑）

その瞬間、「おいおい、スターが『かいじ』の自由席かよ！」っていう突っ込みを入れたくなりましたが、そこはグッとこらえ、とりあえず有名人がすぐ近くにいる現実に向かい合うことにしました。といっても、別にどうってことはないんですけどね
ついでにもう一つ「おいおい」ってことがあり、というのもリンダと一緒にいた２人は口ぶりからおそらく関係者だと思うんですが、彼女たちが窓側で向かい合って座り、リンダは通路側に。
普通、芸能人は目立たないようにするもんだと思うのですが、まあそのおかげで、さらに自分との距離が縮まる結果となりました。といっても、これまたどうってことはないんですけどね

ただ、一つ発見があったのは、リンダは普段から自分のことを「リンダ」と呼んでいること。
ちょっとウトウトした後に「リンダ、眠くなっちゃった」と言っていました

ちなみに彼女たちも新宿駅で降りましたが、自分が見たかぎり誰一人としてリンダの存在に気がつく人はいませんでした。
芸能人のオーラもラッシュ時の雑踏には勝てないということでしょうか（っていうか、ホントにどーでもいいことですが…）。

ちなみに昨年、最後に見た芸能人は森進一。
某所のレストランで食事をしていたら、すぐ隣のテーブルで森進一が打ち合わせをしていました。
紅白の一週間前だったので「おぉ！」って思ってしまいましたが、こちらは残念ながらオーラをまったく感じませんでした