第６９回菊花賞予想

明日は（というか、もう今日ですね）３冠レースの最終戦、菊花賞。
個人的にこのレースは大好きなレースで、例年ならテンションが上がりまくるところなのですが、今年はなんだかイマイチ、テンションが上がってきません
おそらくレジネッタの活躍のおかげで３歳牝馬路線にあまりに情熱を傾けすぎたため、３歳牡馬路線はかなりどーでもよくなっていたのが大きいかなと…
まあ、それもそうなのですが、今年はメンバーも例年と比べてかなりしょっぱい気がします
ＧⅡレベル？　ＧⅢレベル？　いや、もしかしたら準オープン並み？（って、それはさすがに言いすぎですよね）

そんな中、前日最終オッズを見ると１番人気に支持されているのは上がり馬のオウケンブルースリ。
確かに前走はダービー馬相手に強いレースを見せましたけど、なんだかんだまだ準オープンの身。
もちろん力はあるのはわかりますが、いかにも押し出された感がちょっとイヤな感じですし、馬券的な妙味が少ないのも辛い。
先週の秋華賞も人気馬総崩れで大荒れになりましたから（かなり自虐的ですが）、今回もオウケンブルースリの実力は認めつつも、あえて無印にします。

前置きが長くなりましたが、そんなこんなで菊花賞はこんな予想になりました。

◎ミッキーチアフル
○アグネススターチ
▲ノットアローン
△フローテーション

また今週も前に行く馬が止まらないはず。
っていうか、またまた自虐モード入ってます（笑）

そういう意味で◎をミッキーチアフルにしようかアグネススターチにしようか結構悩みましたが、結局ミッキーチアフルに。
この馬、見れば見るほどあやしく思えて仕方ありません。
まず、先に行ける脚があります。
アグネススターチが逃げ宣言をしていますから、２～３番手でうまい具合にレースの流れに乗れるのではないかと。
さらには父シンボリクリスエスは長距離レースでは強気になれます。
また、調教の動きも良かった。
最終追い切りではオウケンブルースリとの併せ馬でこちらが先着しましたからねー。
それにローテーションもいい感じです。
春までは使いづめできていましたが、シーズン後半でポンポンと連勝してうまいこと夏休みに入れました。
で、秋初戦は教科書どおりの神戸新聞杯。
もう言うことないですね
最後に蛇足気味に付け加えると、競馬界には古くからの言い伝えに「２頭出しは人気薄を狙え」なんていう格言もあります。
当初は菊花賞の馬券を買うつもりはありませんでしたが、この馬の馬柱をつらつらと眺めていたら馬券購買欲がムラムラと湧き起こってきてしまいました（いつもこれで失敗するんですけどね）。

○はアグネススターチ。
この馬は先述のとおり、ただひたすら逃げて逃げて逃げまくって前残りを期待。
父バブルガムフェローというのがイマイチ、ピンときませんが、この馬には「マイネルデスポットよ再び」というエールを送りたいと思います。

▲のノットアローンは、とにかく鞍上の横山典が不気味。
このジョッキーは、長距離ＧⅠになると普通のレースをしようとしないですからねー。必ず何かをやりたがる。
アグネススターチのハナを叩こうが、ポツンと離れた最高方から追走しようが、どっちでもいいですが、とにかく不気味です

△のフローテーションは血統から。
近走の成績を見たらとても手が出ませんが、なんてたって母父がリアルシャダイですからね。
長距離レースではリアルシャダイに逆らってはいけません。

と、半ばやけくそ気味の予想になってしまいましたが、くしくも上記４頭のうち３頭は１～３枠の馬。
なんだかんだ書きましたが、今週も内枠有利ってことで（って我ながら未練がましいっすね）。

菊花賞の予想はこんな感じですが、最後に一つ。
昨日のいちょうＳで４着に入ったブレイクランアウトのレースには久しぶりに衝撃を受けました。
テレビで見ていて、直線に入ってからズルズル後退していくように見えたにも関わらず、ゴール前で画面の左から１頭次元の違う末脚で飛び込んできました。
上がり３ハロンのタイムだけ見ると、出走馬中５位タイと平凡なため、おそらく最後の１ハロンとかで究極の脚を使ったのではないかと。
ということで、まだまだ荒削りな感は否めませんが、これからレースを覚えてきたら相当やれると思います。
いちょうＳと言えば、前が詰まって一旦ブレーキをかけたものの、最後これまた尋常ではない末脚で勝利したエアグルーヴを思い出しますが、今日はそれ以来の衝撃でした