8：31 12日NYの結果と13日東京のポイント119.00-05

　12日NYは119.30でオープンし119.35を高値をつける中、ECB政策金利は予想通り現状維持ながら、トリシェECB総裁が市場の有する6月での追加利上げ観測を認めるような発言によりユーロが上伸。また同時に「円はファンダメンタルズを反映すべき」と述べた事でG7を前にした円の買い戻しとなりユーロ円も急落し、ドルは118円台に急落。一度は118.95でサポートも、各国経済研究機関発表のユーロ圏景気が堅調とのレポートも追い風となり、ユーロが2年3ヶ月ぶりの高値1.3505まで続伸し、118.95を下抜けし一時118.80まで下落。その後は引けにかけてゆっくりと119円台に買い戻され119.15で引けています。
　118.95でサポートされず、緑①ライン118.50=65にも届かない中途半端でしたが、下値トライをした形のNYでした。
　東京はシナリオ通りです。ただ118.50=65ではもっと積極的に買い参加して問題なくなりました。しかし基本展開は119円前後の小動きと見ています。

8：25 NYの結果と東京のポイント119.28-33

NYは119.25でオープン後、IMF調査局長が「円キャリートレードに介入する必要なし」との見解を出した事から円全面安の流れになり、特に東京で史上最高値更新したユーロ円はさらに160.42まで続伸。ドル円も青①ライン119.40をほぼブレイクの119.49-54まで上昇。下落時も青①ラインで逆壁になり揉み合いが午後まで続きました。
　14時すぎ発表された注目のFOMC議事録では、発表直後は利下げ観測が遠のいたとの見方に119.55まで上昇しましたが、中身を良く見ると利上げや利下げのどちらも強く示唆させるものではなくは、もうしばらく据え置き政策を続けるだろうとの見方が広がり119.20まで反落後は動意を失い青①ラインレベルで小動きのまま119.35で引けています。
　東京での青①ラインのブレイクにより、NYでは本来の青①ラインの役目を果たせず上抜け後に上伸できず下落となってしまいました。よって今日の東京も青①ラインは通常のポイントとしてみる必要があり、ここでの逆張りは禁止となります。ただしそれ以外、展開の見方はシナリオ通り、ドル買い地合いながら青①ラインを上抜けしても、ポイントが続くため、順張り参加も、余裕のない熊吉氏の買い参加は見送りとします。絶対的な買い参加は緑①ライン118.55-60のみ。余裕のある場合は118.90-95でサポートされたときの買い参加も対象となります。

8：48 NYの結果と東京のポイント119.05-10

　NYは青①ライン119.10-15でオープンとなる119.10のスタート。売りっ気で揉み合いの中119.21を高値にドル下落と期待とは逆になりました。一時118.95と完全ブレイクしましたが売りは続かず買い戻し。しかし青①ラインで止められ、以降119.00=10レベルの小動きのまま119.05で引けています。
　15銭ルールなら問題ないとはいえ青①ラインが完全にワークしませんでした。引き続き対応はシナリオどおり。ただし青①ラインの下でオープンしても売り参加は見送りに変更します。買い参加は緑①ラインまで下落時の買いか、青①ライン上抜け時の買いだけとします。

9:04 NYの結果と東京のポイント119.22-27

　ＮＹも、欧州市場が休場のため参加者が少ないのか東京同様小動きに終始、119.19＝39と高値は東京と同じでした。またオープン・引けとも同レートでした。
　東京は、118.85-90までの下落に注意の日です。特に119.35-40以下でオープンのときは濃厚です。ここまで下落したときにはドル買い参加。ただ東京での上伸は期待薄のため、今夜のＮＹまでは待つ必要がありそうです。

４/９ 東京ドル円相場の売買ポイント

　早朝119.25レベルでの小動きでしたが、119.35レベルまで強含んでいます。
　対応はシナリオどおりで119.25-30を分岐点に118.80-85の下値トライ先行か119.50-55の買い先行後の118.80-85の下値トライのどちらかと見ます。
　119.50-55で壁になっても、ここからの売り参加はお勧めしません。参加は買いから、特に押し目買いからとしてください。
　今日の東京が119.25-30以上で終わるなら120円台乗せトライ先行の相場になりますので、今日の引けレベルに注目です。