権助の冒険

ノンセクションでぼちぼちと。

古い西部劇二本「ワーロック」「悪の花園」

2018-09-02 10:02:36 | 映画

NHK-BSの映画放送をチェックしていると結構な旧作に会える、それも未だみたことも無い奴に。
ワーロック」と「悪の花園」もそんな映画達で結構面白かった、最近は新作よりもこういう旧作により面白さを感じる様になった。そんなことから有料の映画放送チャンネルも過去考えたことがあったが、今じゃそんなの契約しないで良かったとしみじみ思っている。
ともに1950年代に製作された本格的な西部劇ながら結構渋くて癖のある内容。

ワーロック
 無法のカウボーイたちに悩まされていたある町に、西部を渡り歩く凄腕のシェリフ、クレイが招聘された。かつてカウボーイ仲間だったジョニーは、クレイに一目置きつつも、自分の手でトラブルを処理しようとするが……。(出典:全洋画オンライン)

ヘンリー・フォンダ、アンソニー・クイン、リチャード・ウィドマークら三大スター共演によるひねりを効かせた娯楽ウェスタン。
「宇宙大作戦(スタートレック)」シリーズのDr.マッコイ役のデフォレスト・ケリーがチンピラ役で出ていて、どこかで観た顔だとかで思い出した時は結構得した気分になれた。

悪の花園
 落盤事故にあった夫を救けるため、妻は4人の男たちを雇い、カリフォルニアへ向かう。インディアンの襲撃などを絡め、男たちの色と欲の葛藤を描いたアクション。

しかしこの邦題「悪の花園」は中学生の直訳英語みたいで気に入らない、""Gerden of Evil"なんだから「悪魔の庭」とかならまだましだと思うが。
この映画もリチャード・ウィドマークが良い者として出ていてこれが結構泣かせる。
どちらも雄大な風景をバックに物語が展開するものの、物語の進行の動機が上手く描けていないのが残念。
でも高度成長期前の日本ではこのスケール感にさぞかし度肝を抜かれたことだろうと思う。

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