権助の冒険

ノンセクションでぼちぼちと。

映画「スティング」  ◎

2018-11-15 07:59:33 | 映画

スティング」、本邦初公開は1974年らしいが、それから5年位経過して映画館でのリバイバル上映で観た。
ともかくびっくりするくらい面白い映画だと思ったが、昨晩あらためてみてもやはりびっくり物だった。
時代背景が1930年だから1980年からみても2018年の今年から見ても充分に昔の物語、映像に関しては文句なしで古臭さはまったく変化なし。
R・レッドフォードとP・ニューマンのコンビは素晴らしいし、悪役のR・ショーやC・ダーニングも見事。
面白さでは断然「明日に向かって撃て」よりは上、それにしゃれている。
実は過去のTV放映等で何回も観ているがそれでも面白い、故にこれは名作だと断言できる。

〔内容〕
 1936年。シカゴの下町で、詐欺師の3人組が通り掛かりの男をヒッカケて金をだまし取る。しかし彼らが手にしたその金は、いつもとは段違いの思わぬ金額だった。悪い予感は的中。その金は、ニューヨークの大物ロネガンの手下が、賭博の上がりをシカゴへ届ける為の金だったのだ。怒った組織は、仲間の一人であるルーサーを殺害。彼の復讐を誓ったフッカーは、助けを求めて、賭博師ゴンドルフを訪ねた。最初は嫌がっていたものの、ロネガンの名を聞いて目を光らせるゴンドルフ。2人は、ロネガン相手に一世一代の大バクチを企てるが……。(出典:全洋画オンライン)

ペテン師扱った物語は面白いのが多く「華麗なるペテン師たち」なんて英国のTVシリーズは大好きだったし、映画では「金塊の行方」とかも良かった、しかしこれにはかなわない。
この映画に関しては昔の寮の友人K君が「スティングは面白いから是非見ろよ!」などと騒いでいて、この男は自分がカラーTVを買った時は寮の友人皆を自室に半強制的に集めてTV初放映の007映画を見せた前歴があったのであまり期待はしていなかったが、実物を観た時にはひっそりと心の中で謝った。(もんだった)

さて釣りの師匠から何かの機会にアカエイの英訳はスティングレイで、「スティング」とは刺すという意味で、尾の毒針で刺すからその名がついたとののこと。
この映画では「詐欺」と字幕がついていたが、多分「刺す」と言うイメージなんだろうか。

 

コメント (2)
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