1年前のブログを読み返すことが最近増えた。
あの時期-つまり震災の前後,いったい何を考え何をしていたのか,今更ながらに反芻することが多い。
被災地では,今尚不自由極まりない生活をしている人が多く存在する。
特に,二次災害である津波で生活と家族を根こそぎ持って行かれた方々のことを考えると,自分なんか被災していないに等しい故に心が痛む。
機会が有れば,現地に行って少しでも役に立てれば・・・とは思うものの,仕事を抱えている身としては不可能であり,それもまた気持ちが落ち着かぬ原因の1つとなっている。
いずれにしても,あの時の三日三晩の暗黒の闇の世界と,それに続くひもじかった日々を思うと今でも心が暗くなるのは事実だ。
否,被災していないに等しい私ですらそうなのだから,被災地で必死に生を模索されている方々にとっては如何ばかりだろうか・・・。
いずれにしても,あの時の思いを風化させてはならないと思う。
灯火の無い漆黒の闇の中で,物流が回復しなかったら最悪餓死もあり得る・・・と思ったあの暗澹たる思いを決して忘れてはなるまい。
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