koshiのお部屋2

万年三歳児koshiの駄文のコーナーです。

天地人-第4回「年上の女」

2009年01月25日 19時55分02秒 | 天地人

視聴率好調で,三週連続で20%超えということですが,果たしてどこまで続くのか疑問になってきました。
妻夫木くんで人気取れるのかという疑問と,そろそろホームドラマ的な進行に??と思うことが多くなってきたからです・・・。
現時点で新潟,やがて会津・置賜ローカルヒーローというのも地味です。
同様の作品は,過去に「炎立つ」(ほぼ奥州限定)「花の乱」(ほぼ京都限定),「毛利元就」(広島・山口限定)等,幾つかありましたが,いずれも視聴率が取れずに終わったきらいがあります(勿論,作品の価値と比例するものではありません)。


しかしあの2人,妻夫木君にしても常盤貴子嬢にしても,実年齢÷2という役どころなのはちょっと無理があるのでは・・・と思ってしまいます・・・。
「そなたに女はまだ早い・・・」
って言われてもなぁ・・・・・。
当時は,多分悪い仲間によって悪いところ(否,楽しいところと言うべきでしょう・・・笑)に連れて行かれて・・・というのがパターンでしょうから,おねいさんに言われても,ふざけるな,と一喝するのがせいぜいでしょうか・・・。
それに,府中まで馬首を並べて・・・とは現代のツーリングでしょうが,当時お堅い御屋形様の国でそのようなことが出来たでしょうか・・・。
でもって,都合良く降る雨。
都合良く有る廃屋。
都合良く鳴る雷(尤も,何も起こる筈ありませんが・・・)。
ベタベタな展開に,さすがに眠くなりました・・・。
あの砂浜は,ご当地の柿崎海岸でしょうか・・・。
鉛色の日本海,というイメージを見事に出していました。
天気がよいと,海の色はずっと明るいのですけどね・・・。


長澤まさみ嬢が着ていた南蛮服は,ポルトガルの礼服とのこと。
洛中洛外図屏風を持ってきた信長の使者,という設定も何をか況んや・・・という感じです。
で,真田昌幸の娘という設定なのだから,無理がありありです。
多分兄に当たる幸村(正しくは信繁)は兼続と同年配ですから,10代で信長の使者に大抜擢・・・なんて,あり得ることではないでしょう・・・。


ま,いつも以上に突っ込んでしまいましたが,どうも不謹慎とは思いつつも,戦がないと萌えませんね・・・。
その点,一昨年の「風林火山」は程良い緊張感があって退屈しませんでした。
脚本・演出の差でしょうか・・・。


因みに,前述の洛中洛外図(今一方はこちら)ですが,狩野永徳作という国宝の上杉本を10年前に米沢で見ています。
あの当時は,米沢開府400年を目前にして第一次直江ブームとも言うべき盛り上がりを呈していましたが,その後縁あって米沢には幾度か泊まりで足を運んでいます。
そのあたりのことも,いずれ機会を見て述べることが出来たら・・・と思います。


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