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帝人がバイオ燃料に参入、欧州に生産会社

2006-11-18 04:03:27 | 記事
帝人は植物を原料とするバイオ燃料事業に参入する。欧州で軽油代替となるバイオディーゼル燃料の生産会社を現地企業と共同で設立した。同事業を手掛けることで次世代の収益の柱と位置づける環境・エネルギー事業を強化する。温暖化ガス削減の規制を追い風に、国内主要企業がバイオ燃料事業に乗り出す動きが本格化してきた。

 バイオディーゼル燃料は、バイオエタノールとともに次世代のバイオ燃料の主力とされている。

日経新聞 2006年11月16日

三井物産>ブラジル国営石油会社ペトロブラスと同国での生産・輸出拡充に向けた事業化調査。ペトロブラス、ブラジル鉄鉱石大手リオドセとブラジルでのエタノール物流効率化に向けて事業化調査。
丸紅>サッポロビール、月島機械とタイでサトウキビを原料にエタノール生産。サッポロビール、大成建設などと堺市で建設廃材を原料にエタノール生産。
伊藤忠商事>ブラジル政府系企業とブラジル東部でのバイオエタノール、バイオディーゼルの生産工場建設。2010年目処に対日輸出。
トヨタ自動車>07年ブラジルでエタノールだけで走るカローラ。08年北米で混合比85%まで対応の小型トラック発売へ。
ホンダ>ブラジルで混合比20-100%対応のシビック、フィットを06年内に。稲わらや茎などから得たんールヲ製造する技術をRITEと共同開発。2,3年内に量産技術を確立
日産自動車>欧米でエタノール車販売を準備中
デンソー>エタノールによる腐食を防ぐ部品の開発強化
新日本石油>トヨタ自動車とバイオディーゼル燃料を共同開発。


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