ふうてんの猫の猫耳東風的フリチベ生活

働きながら和製MBAと工学博士取得をしていた自称苦学生バックパッカーの日記。
今は学位もとって大阪で技術戦略考えてます

インドネシアを旅行中

2005年09月27日 | 徒然なるまま(日々雑事)
今はインドネシ

のロンボク島の北にあるギリに来ています。

ここへはバリ島の喧騒を逃げ出して来ました。
僕にはちょっと騒々しい感じでした。夢の国ディズニーランドが僕には苦手なよう
に、最後の楽園も、ちょっと人工的過ぎました。
でも、バリ島から足を伸ばしたボロブドゥールという世界三大仏教遺跡はとても良

ったです。たぶん、単体の遺跡としての規模は世界最大です。(パガンやアンコー

ワットは数が多いですが)
インドネシアについた日に空港で国内線のチケットを手配して、しかも空きがなく
て、ビジネスクラスを買って、宿に電話してやっぱりシングルが一杯でしかたなく

ゥインルームを予約してなんとか訪れたのですが、苦労した甲斐がありました。
夕日を遺跡から眺めて遺跡公園内のホテルに泊まって早朝の日の出を遺跡に上って

てきました。
今の日本の仏教を見ていると、カルト化した仏教や、酒も女も贅沢も好きという僧

などでとても、人々の苦悩を救ってくれるという感じがしないのですが、こういう

跡を見ると、仏教が確かに人々の生きる意味を与えてくれていた時代があるのだな

確信できます。
そんな僕は最近仏教に少しこっていて、今回の旅では二冊もってきたうちの一冊が

ーリ経典の中でも最古の仏教経典の和訳本です。

全ての執着を絶て という仏陀の教えはどうして、こんな日本の仏教になってしまっ
たのだろうと思います。
それはまるで、老いた人を見ても、人が赤子として生まれてくることを絶対に理解

きないように、2000年という時間の中での最後を見ても、原始の姿はわからな

ということなのだろうと、今は思っています。


さて、このギリにはダイビングをしにきています。
小さな島で、馬車で一周20分ぐらいの島です。
この島には交通機関が馬車と自転車しかありません。
まだバイクもないのでとてもスローな時間が流れています。
とても気に入ったので、予定を変更して、月曜日から土曜日まで居座ることにしま

た。

泊まっているホテルは2500円ぐらいですが、とても奇麗でベッドには花がおい

あったりと素敵なホテルです。
でも、この島では真水がでないので、シャワーは海水みたいな水です。
シャワー後に瓶から水をすくって体にかけます。
でも、この島にはインターネットがあるんですよ!!
しかも日本語が使えます!!(古いパソコンで僕のタイピングの速度についてこれ
ませんし、モデムを使ったLANなのですごーーーくネットも遅いです)

うーん!!、こういうのがバカンスだなぁとおもいます。
この島の本島にはシェラトンもあるのですが、ここほどではないにしても、何もな

島です。そういうホテルに泊まって自然とあったかい人々だけが魅力の島に泊まる

金持ちって結構素敵だなって思います。

今年の夏休みは、社会人になって初めて、「あぁ、夏休みって取るの大変なんだ
な」
と思った夏休みで、休暇は例年2週間なのですが、今年は一週間だけです。
そんな慌ただしかった日本が嘘のようにのんびりと、豊かな時間が流れています。
海もすごくきれいで、今日はウミガメや1メータぐらいのサメを見ました。

とりあえず、これを送ったらナイトダイビングです。

では、みなさんもごきげんよう。
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