寓居人の独言

身の回りのことや日々の出来事の感想そして楽しかった思い出話

ミュンヘン空港の警戒 想い出話

2015年11月20日 15時03分43秒 | 日記・エッセイ・コラム

 アメリカで発生した911同時多発テロといい、パリで発生した

2回のテロ事件はすでにテロという状態からゲリラ戦に入った

ように感じます。町中で銃撃戦が行われるなど通常では考えら

れないことです。避難民としてある国に入り、そこで善良な市民

を装いながら日常生活を送りテロの計画を練って実行した。この

結果、避難民の受け入れが困難になることは想像すればすぐ

分かることですね。そうすると本当の避難民が受け入れを拒否

されて住む場所がなくなり苦難の道を歩くことになります。

 といってもテロリストには通じることはないでしょう。そこで前に

もこのブログに書いたことのあることを再び紹介します。

 モスクワ経由でミュンヘンへいき会議に出席しての帰りに、ミュ

ンヘンからエアロフロート機(ソ連の旅客機)に乗るときの情景を

思い出しました。空港ではロビーから飛行機まで地上を歩きまし

た。しかも剣付小銃を持った兵士が両側に立っている間を通っ

てです。ソ連と西ドイツ(両国とも旧名です)の間にどのような事

情があったのか分かりませんが、非常に厳しい関係にあったの

かも知れません。

 テロ事件の後のアメリカ合衆国は特に空港の検問は殊の外

厳しくなったといいます。ヨーロッパの諸国は陸地で隣り合って

いるので検問は特に厳しくなるでしょう。

 テロの目的は私には不明ですが、犠牲者を出し過ぎです。

宗教というのは、それを信じる人の魂を救うことではないでしょ

うか。そのために他人を犠牲にしても良いという教えはないでし

ょう。本来の宗教の教えを思い出してください。