アメリカで発生した911同時多発テロといい、パリで発生した
2回のテロ事件はすでにテロという状態からゲリラ戦に入った
ように感じます。町中で銃撃戦が行われるなど通常では考えら
れないことです。避難民としてある国に入り、そこで善良な市民
を装いながら日常生活を送りテロの計画を練って実行した。この
結果、避難民の受け入れが困難になることは想像すればすぐ
分かることですね。そうすると本当の避難民が受け入れを拒否
されて住む場所がなくなり苦難の道を歩くことになります。
といってもテロリストには通じることはないでしょう。そこで前に
もこのブログに書いたことのあることを再び紹介します。
モスクワ経由でミュンヘンへいき会議に出席しての帰りに、ミュ
ンヘンからエアロフロート機(ソ連の旅客機)に乗るときの情景を
思い出しました。空港ではロビーから飛行機まで地上を歩きまし
た。しかも剣付小銃を持った兵士が両側に立っている間を通っ
てです。ソ連と西ドイツ(両国とも旧名です)の間にどのような事
情があったのか分かりませんが、非常に厳しい関係にあったの
かも知れません。
テロ事件の後のアメリカ合衆国は特に空港の検問は殊の外
厳しくなったといいます。ヨーロッパの諸国は陸地で隣り合って
いるので検問は特に厳しくなるでしょう。
テロの目的は私には不明ですが、犠牲者を出し過ぎです。
宗教というのは、それを信じる人の魂を救うことではないでしょ
うか。そのために他人を犠牲にしても良いという教えはないでし
ょう。本来の宗教の教えを思い出してください。