秋晴れの下、ハーベスターで脱穀作業です。
天日で杭掛け稲が良く乾きました。
うっすら雪化粧した鳥海山がきれいです。
品種は無農薬で栽培した「朝紫(黒米)」などの古代米や、
「コシヒカリ」など。
自然乾燥させた稲を田んぼで脱穀する風景は
今ではほとんど見かけなくなりました。
ハーベスターは自走式の脱穀機です。
私が中学生の頃に一世を風靡しました。
なにしろそれまでは乾いた稲束をわざわざ家まで運んで、
自宅の土間などで脱穀していたのですから。
その「稲上げ」作業を省略できた画期的機械が、
ハーベスターだったのです。
太ももの機械はヤンマー製ですが、
当時鶴岡のコンマ農機のハーベスターは大ヒット商品でした。
「コン コン コンマの脱穀機ー♪」
なんてコマーシャルソングを天地総子が歌っていたのを
知っている人いるかなあ。
袋に貯まった籾は、担いでトラックまで運びます。
稲刈がコンバインに取って代わっても、
しばらくこうして籾運びしたなー
と懐かしく思い出しましたよ。