福岡市の小児歯科・矯正歯科・障害者歯科 ふたつき子ども歯科 院長日記

小児(障害児を含みます)の包括的歯科医療を提供するふたつき子ども歯科。子育てや食のことも含んだ、院長ブログ。

プレオルソ+ブラケットの例

2018-02-15 | 歯並び、矯正の話

小学校高学年の歯並びかみ合わせ相談の患者さんで、生え変わり早めで永久歯列になったばかり。
上の前歯の出っ張りと捻れがが気になります。








程度としては軽度の部類ですが、やはり噛み合わせが深いのがベースにありますので、これを改善しないと前歯スペースや出っ張り感は治癒しません。



若干下顎が後退している噛み合わせですので、かみ合わせを浅くして成長期の下顎成長を促せば、良い噛み合わせに改善すると思われます。
第1段階はマウスピース装置、プレオルソを1年半ほど使用してもらおうと考えています。
前歯の捻れは軽度でスペースもありますので、出っ張りを直すことで治癒するかも知れません。
デコボコや捻れが残れば、その後部分的にブラケットを付けて治療すれば、短期間で改善します。
この患者さんの場合、噛み合わせを浅くする、前後的噛み合わせを改善するのがポイントとなり、年齢的にも簡単な装置で治癒します。
もちろん数年待って全体的にブラケットを付けて、という治療も可ですが、単なる早期治療ではなく、適時治療で随分簡単になります。






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2月14日

2018-02-14 | できごと

Valentine's Day のプレゼント、スタッフから頂きました。





スタッフあってこそ、歯科医院は動きます。
そういうことも含めまして、感謝です。
ますます楽しく、そして進化して欲しいと願ってますが、それには院長自らがそうあらねば。
進化を伴う、楽しいこと探しですね。





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フッ素の効果はやっぱり大きいと言わざるをを得ない

2018-02-13 | むし歯予防の話

福岡小児歯科集談会という小児歯科のスタディグループの会長を任されていて、今日は、年度末の会誌の発行のための原稿をいくつか書いていました。 
会長あいさつは毎号マストなのですが、ここ数年は小児歯科でのむし歯治療と予防の次は? という内容です。
私自身は小児のトータルケアという観点で、むし歯の治療と予防の時代の次が見えてきて、本当にやりたい事ができる時代になりつつあると期待しているところですが、小児歯科業界の平均像はどうなのかな? もしかしたらイノベーションが見えず閉塞感があるのではと危惧しています。
虫歯治療と予防に関してですが、私がニューヨーク大学で勤務していた1990年代初め、すなわち25年ほど前ですが、すでにむし歯は珍しい状況になっていました。
当院の患者さんは随分むし歯が減って予防が中心となっていますが、25年前のニューヨークより劣ります。
アメリカの大学病院は日本と異なり、学生の臨床教育の場です。その分診療費がかなり安く設定され、経済的に恵まれない患者さん、移民の患者さんなどSocioーecomomic に低い人達が主になっています。それでもむし歯率は低く、ほとんど予防。
この差は何? 多分水道水のフッ素化、そしてフロスの使用が普通という事でしょう。ただしハミガキの仕方は適当、濃い味のお菓子や飲み物はバリバリですから、いかにフッ素の虫歯予防効果が高いか実感しました。 
20世紀にそういう状況だったアメリカの小児歯科学会は、いかに21世紀型の学会に発展したか? 興味あるところです。
AAPD(アメリカ小児歯科学会)は、毎年臨床全般に関するガイドラインを作成して示しています。 
久しくサボっていましたが、あらためて最近の動向はどうなっているの? と予防の先輩を参考にしたく読んでいるところです。












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美味しんぼ

2018-02-12 | できごと

食とか料理には興味あるほうなんですが、最近NETFLIXで懐かしの「美味しんぼ」をよく視聴しています。
最近もコンビニの雑誌コーナーとかで目にしますので、随分と長寿なんですね。アニメのシーズン1は1980年代前半なので、今でこそテレビとかで食レポとか普通ですが、この時代としては先駆的で今視聴しても全く不偏的な内容と思います。


 


この連休、家内は大学時代のクラス会で沖縄旅行へ。
我が家は私と次男のみでしたが、次男のガールフレンドが遊びに来ていましたので、昨日は行きつけの居酒屋で一緒に夕食ということになりました。
美味しいものを食べると幸せになって話も弾みます。いつも思いますが、これは大人の食育。 しょうゆ味のかき鍋が季節的に美味しかったね。
美味しんぼは多くのシーズンがあるので、ついイッキ見をしがちですね。
ちなみにイッキ見は英語では、binge watch だそうで。
ついでに英語ネタ、最近海外ドラマのリスニングで気付いたのですが、ハイタッチはhigh five、携帯メールする時はtext you みたいですね。

 



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Words of Wisdom

2018-02-10 | できごと

名言、金言などどいう言葉がありますが、自分の今の環境とか考え方と照らし合わせて、なるほどそうだよね、と参考になることがあります。
ドラッカーしかり、松下幸之助しかり。
当院の待合室雑誌のひとつFORBESの最新号の特集が、100人の名言。ちょっと手に取ってみました。





歯科医院でも、より良いワークスタイルで立場にかかわらず働ければ理想です。
もちろん枝葉の各論も重要ですが、幹となる理念、そしてその進化が比べ物にならないくらい重要と思います。
また幹と枝葉は必ずリンクしています。
世界のビッグネームの名言や金言、幹の部分の進化では参考になります。
フェイスブック創業者マーク・ザッカーバーグのコトバ、
「フェイスブックを壊すものをつくらなければ、ほかの誰かが壊しにくるだろう。」
「ザックが考えていることに忖度するな。あなたは自分の意見を持つために雇われているのだから。」
インプレッシブ、気に入りました。








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保育園歯科健診

2018-02-08 | できごと

我が息子達がかつてお世話になった保育園に、年3回ボランティアで歯科健診に行っています。
今日は年度の最後の3回目。場所は九州大学病院敷地内。










園児は140名ほどだと思います。私のように保育園保護者OB、そして現役保護者で歯科医師をしているメンバーが集まりスムーズに進みました。
現園長先生が今年度で定年退職とのこと。新しい園長先生も内定しているようで、私たちもお世話になったベテランの先生です。この保育園の伝統は引き継がれることでしょう。





いちばん年長のクラスは25名ほどで、もうすぐ小学校。
ここでの歯科健診も最後になるということで、私たちメンバー各人に感謝をこめたプレゼントがありました。
園医のM先生によると、ここでの歯科健診も39年になるとのこと。
私も息子たちが入園してからですから、あっと言う間にとは言いませんが、 20年以上は関わっているのかな。

 




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予測と違った

2018-02-06 | できごと

九州大学小児歯科医局の後輩のK先生から、郵便物が届きました。
彼は今、昭和薬科大学の教授をしていますが、本業に負けないくらいカメラ、写真はほぼプロフェッショナルです。
今回の郵便物も、もしかしたら作品集のフォトブックかと思いましたが、期待を裏切られ歯科のテキストブックでした。
小児歯科時代に国立感染症研究所に国内留学していたキャリアから今日に繋がっていて、歯学部、医学部、そして現在は薬学部で勤務しているというレアな経歴の持ち主です。





予防歯科分野で細菌学の研究をしていて、国立感染症研究所OBという流れで、このテキストの分担執筆の依頼があったのではと思います。
デンタルスタッフの・・・というタイトルですが、分担執筆の各執筆者ががっつり詳しく解説し、なかなか内容の濃い本という印象です。
これは現代の口腔衛生分野を知るためには、まずは歯科医師が読んだ方が良いのではと思いました。
K先生、まずはこの本を読ませて頂きますが、そろそろ作品集の出版もどうでしょう?




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東京往復

2018-02-05 | 子どもとの付合い

次男が今春から進学で東京に行きます。昨日今日は1泊2日で次男と一緒に住まい探しと、新生活の家電などの購入で東京に出掛けました。
寒波のなか、いきなり福岡発の飛行機が雪で遅延しましたが、遅れは30分程度で無事東京に到着しました。
4年前は同様なパターンで長男と京都へ行ったな〜、と思いだしました 





座席がちょうど翼の所でしたが、少し降雪していて、離陸前に翼に散水して溶かしていました。 
何しろ家賃が高い東京ですので住まい探しには少し苦労しましたが、通学時間、周辺の利便性なども考え、4件ほど候補を見に行って決まりました。 
長男の時もそうでしたが、最近はネットで事前情報がゲットできますので、どの辺りの不動産屋さんに行くかも含め、ある程度子どもたちに任せておいてOKですね。
今日は、午前は秋葉原の電器店で家電などの調達。入居日に合わせて配達をお願いしました。
午後からは次男の今後の専門に必要な楽器をチェックに。
楽器店は御茶の水と新大久保に有名店があるそうで、いくつか廻って、多分日本で一番品ぞろえが多いショップに行って、試奏などをさせてもらっていました。 
一緒に食事をしてお酒を飲んで、色々話して、サッカー少年が音楽青年になったキッカケなどの話も聞けました。 もちろん実質的に色んなことも決まって、濃い2日間でした。
昨年は、次のステップを考える長男に付き合ってバンクーバーまで行きましたが、こういう時間は、親にとっては大人になった息子たちとの貴重な時間だな〜とあらためて感じた次第です。 
ちなみに、次男にとっての一番何でもある都会は池袋だそうで、今日は色々案内してくれました。私たちの時代は渋谷で池袋はスルーしてましたが、次男曰く、渋谷のスクランブル交差点にあんなに人が集まるのは意味不明だそう。確かにニューヨークで言えばタイムズスクエアみたいなところで、実際行ってみると何てことはないわけですが。これは親子間の単なる主観の違い? それとも時代の流れ?






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