子どもたちの観察眼

歯学部時代の同級生の紹介で市外から来院している4歳の女の子、Kちゃんがいます。なかなかむし歯が重症でかなり治療をしました。
まだ数本経過観察中の歯があるのですが、最近私やスタッフに手紙を書いてきてくれます。治療内容はKちゃんにとっては大変だったとは思うのですが、ずっと頑張って治療に通っておりこうです。治療に来た時には本人はおとなしく色々話はしてくれませんが、お母さんによると家で歯医者さんごっこをしているようです。
お母さんがごっこ遊びのディテールを教えてくれたのですが、治療や診査に使っている器具などを自分なりに工作して遊んでいるそうです。その内容は詳しくは書きませんが、とにかく治療内容や当院の様子を良く観察しているな～と関心してしまいました。子ども達が治療内容について不安を持たないように、治療内容の説明のために器具を見せたり、シミュレーションを行うTSD法を行っていますので、その効果もあって治療内容について子どもなりに良く理解しているのかも知れません。
将来は「しょうにしか」になりたいと言っているそうです。

 

ふたつき子ども歯科　http://www3.coara.or.jp/~futam/
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