福岡市の小児歯科・矯正歯科・障害者歯科 ふたつき子ども歯科 院長日記

小児(障害児を含みます)の包括的歯科医療を提供するふたつき子ども歯科。子育てや食のことも含んだ、院長ブログ。

スタバの炭酸

2018-03-08 | むし歯予防の話

最近サニーのコーヒーコーナでスタバのコーヒー豆を見かけて、おっ事業拡大してるなと思っていたんですが、今度はコンビニでスタバの炭酸水を発見。
ほのかなピーチ味でローカロリーになってます。
炭酸といえば酸ですから、頻回摂取は歯が溶ける酸蝕症、そして虫歯を誘発してしまいます。
同じ炭酸飲料でも味や香りの成分の追加で酸性度が高く(PHは低く)なっているようで、虫歯誘発能も高くなります。
もちろん糖分の含有でさらにそうなります。
例えば炭酸オンリーですとpH4.6 ほどですが、コーラでは2.5前後と随分酸性度が高くなります。




当院にあるpHメーターで、スタバ炭酸の酸性度をチェックしてみました。
多少酸味料が入っているせいでpH4.1ですが、炭酸オンリーに近い値で予測通り。
炭酸でない通常のジュース系はこれより酸性度が高くなります。
お茶もpH6前後なので弱酸性と言うことになります。中性のPH7と言えば水くらいしかありません。
糖分と酸性度の両方の要素から考えると、炭酸オンリーとかスタバ炭酸は、まだむし歯誘発能は低い部類に入ると考えられます。
レモン炭酸とかグレープフルーツ炭酸はどうなんでしょう?
ちなみにPH4.6の炭酸はウィルキンソン。皆が口をそろえて美味しいというウィルキンソン(私も同感です)、何が違うんでしょうね?




ふたつき子ども歯科 http://www3.coara.or.jp/~futam

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