福岡市の小児歯科・矯正歯科・障害者歯科 ふたつき子ども歯科 院長日記

小児(障害児を含みます)の包括的歯科医療を提供するふたつき子ども歯科。子育てや食のことも含んだ、院長ブログ。

使用すれば治るマウスピース矯正治療

2018-06-03 | 歯並び、矯正の話

ここ1年ほど、プレオルソに適する歯並び噛み合わせの患者さんの治療が増えていますが、概して治癒効果は高いという結果が出つつあります。
反対咬合の場合、治療期間は半年から1年、上顎前突の場合1年から1年半と言う目安で使ってもらっています。
現在までのところ、使用できなかったという患者さんはいません。











噛み合わせが深く、上の前歯が出て、歯並びはV字型、それぞれの歯並びはあまりデコボコがなく、年齢的に犬歯とか小臼歯が出て来る時期、とプレオルソ症例です。
最近、久しぶりに来院され、ずっと使っていたそうです、使用期間は11か月。チェックポイントの時期です。














保護者の方の励ましも大きかったと思いますが、淡々と11か月、定着して使ってくれました。
少し噛み合わせが浅くなりすぎるくらいになっていますが、奥歯はまだ噛みあっていません。
一旦装置使用を休んでもらい、良い意味での後戻りはありますので、経過観察です。
経過によって、もうしばらく使用してもらうか、これで使用終了か検討することになります。
ただしもともと上の犬歯の方向は若干問題があることが分かっていましたので、犬歯は、もうしばらく出て来るのを観察して部分的治療が必要になるかも知れません。
スペースがあれば歯は良い位置に収まることも多いので、あえて経過観察します。






ふたつき子ども歯科 http://www3.coara.or.jp/~futam

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