福岡市の小児歯科・矯正歯科・障害者歯科 ふたつき子ども歯科 院長日記

小児(障害児を含みます)の包括的歯科医療を提供するふたつき子ども歯科。子育てや食のことも含んだ、院長ブログ。

実習生来てます

2011-09-07 | できごと

例年この時期に歯科衛生専門学校の学生さんが実習に来ているのですが、今年もその時期がやってきました。最終学年の3年生が例年約1か月ごとに3か月間、3名が実習をしていましたが、今年は2名ずつ3グループで6名です。
第1グループが今週からスタートです。小児歯科、特に当院では定期健診や予防歯科に力を入れていますので、歯科衛生士の行う予防指導や処置はいっぱいあります。本当に歯科衛生士がいなくては成り立ちません。医院によってディテールは違うところもあるかと思いますが、技術面や知識面だけでなく、患者さんの子ども達やその保護者の方への関わり方など、医院の良い雰囲気をつくるうえで重要な部分も学んでもらいたいな~、と思います。
実習生は緊張するなといっても最初は緊張するでしょうが、楽しく元気よくリラックスして実習を頑張ってもらいたいと考えています。当院とスタッフがそのような雰囲気でしたら、溶け込んでくれるのではないでしょうか。


当院待合室のお知らせスペース。もちろん当院の常勤スタッフの紹介も派手派手にしてあります。
写真撮影して自己紹介を書いてもらいました。






ふたつき子ども歯科 http://www3.coara.or.jp/~futam/
              http://www.futatsuki-dental.com/

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歯磨剤の効果的な使い方

2011-09-07 | 歯みがきのこと

歯磨剤というと、歯を奇麗にするものという認識が普通ですよね。もちろん洗濯でいえば洗剤みたいなものではあります。でも単に歯の洗剤だったのは昔の話で、最近は虫歯や歯周病予防の薬用成分が入っているものも多いので、これを有効に使うのが賢いわけです。
特に虫歯予防という面ではフッ素ですね。現在では日本で販売されている歯磨剤のほとんどがフッ素含有になっています。通常濃度にすれば1000PPM弱のものが多いでしょう。濃度的に虫歯予防に有効なのは、300PPM以上が2分程度保たれることですが、歯磨剤の場合使ってるうちに唾液で薄まりますので、ある程度以上の量の歯磨剤が必要ということになります。研究データによると1回に1g以上の使用が推奨されるそうです。
フッ素入りが一般的でなかった時代は、多く使うと泡がたって磨いた気になるから少なめがいいよ~、などと言われていましたが、実際虫歯予防に関しては磨くという行為よりも、フッ素を有効に歯に行きとどかせるということの方が重要で効果的なわけです。もちろん歯磨き後のうがいも控えめのほうがベターです。
歯磨剤は市販のものも1000PPM近いものが多いのですが、家庭用フッ素ジェルに関しては、市販品は100PPMくらいのものが多いので、予防効果は?です。歯科医院で購入できる1000PPM程のフッ素ジェルをお薦めします。





これは歯科医院専用の歯磨き剤で、発泡性や研磨材を抑えてあります。フッ素に関しては市販品と同濃度です。




ふたつき子ども歯科 http://www3.coara.or.jp/~futam/
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