食育マイスターのひとりごと

食育マイスターが日常のひとりごとを綴っています。

とちぎ野菜サポーター~白美人(はくびじん)ねぎ~②

2012-09-07 08:03:01 | 野菜ソムリエ
白美人ねぎ

実際に育てている生産者さんのハウス見学へ


露地栽培の『ねぎ』は

畑で徐々に土を寄せて

日が当たらないようにすると白い部分が伸びてくるそうです

関東の土は

柔らかくて土寄せしやすいらしく

関東地方では多く栽培されているそうです


でもハウス栽培の白美人ねぎ

『土寄せ』ではなく

ハウスで温度調整をして

『特殊な資材』で覆って

白い部分を増やしているとのことです


この『特殊な資材』っていうところがポイントで…

これがなんなのかは…秘密なのだ


(定植1週間のねぎ達

定植してから出荷まで

5~6か月

いつもいつも気を配っているそうです


ちなみに

ねぎの本来の旬は『冬』

つまり、暑さにはあまり強くありません

もちろん、ハウスで管理を行っているんだけど

はねぎにとっては過酷な季節


だからねぎは

暑さから身を守るために

自ら『ロウ物質』を出しているそうです

今の時期のねぎの青い部分が

白くなっているのはそんな理由があるそうです

(農薬ではないよ


それと今の時期のねぎは

青い部分がたくさん分かれている

これも暑さに苦しんだ証拠なんだとか

と、ネギ部会の部会長さんが教えて下さいました

管理はしているけど

青い部分を切ってみると

確かに水分が少ない


それでも白美人ねぎのすごいところは

今の時期であっても

この『青い部分』が柔らかい

捨てるところがありません


改めて

生産者の皆さんへ感謝です
(③へ続く…)


コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする