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鉄道の旅を楽しみながらJR線全駅踏破を目指しています。

湖西線全駅下車の旅(その14)

2011-11-09 23:23:09 | 北陸線

2011年6月5日(日)の朝となりました。6:50に起床。朝シャンをやり、和定食の朝食。7時50分にチェックアウト。この日は、湖西線全駅下車達成した後、山陰線の駅を巡りつつ伊丹空港に向かいます。



JR湖西線の大津京駅ではなく京阪電鉄石山坂本線の皇子山駅から出発。入口は1箇所しかなく、可也歩かされた格好です。



乗車したのはトーマス電車。先頭車に乗ったせいか、比叡山高校の生徒に囲まれてしまいました。



8時18分に坂本駅に到着。皇子山駅からの運賃は230円でした。



左折するや否や、日吉大社の鳥居をくぐりました。一旦、湖西線駅巡りをお休みし、日吉大社を目指します。



途中の民家にて、案内板に誘われるままに水琴窟へ。久々に奥底から流れる音色に耳を傾けて。



管理人に勧められるままに花筏も撮影。6月の上旬が時期のようですが、初めて見た気がします。



比叡山への道と分かれると、いよいよ日吉大社へ。入苑協賛料は300円。


 
受付を済ませると、まずは元三大師堂にお参り。


日吉大社は、およそ2100年前の崇神天皇7年に創祀された、全国3800余りの分霊社(日吉、日枝、山王神社)の総本宮です。平安京遷都の折には、この地が都の表鬼門(北東)にあたることから、都の魔除・災難除を祈る社として、また伝教大師が比叡山に延暦寺を開かれてよりは天台宗の護法神として多くの方に尊敬を受け、今日に至っています。境内には魔除の象徴として、神猿(まさる)とよばれる猿が祀られ、「魔が去る、何よりも勝る」に因んで大切にされてきました。戦国時代には織田信長によって焼き討ちされましたが、その後の復興によって今日の姿となっています。また、境内には3000本の紅葉があり、シーズンともなれば多くのハイカーで賑わいます。


 山王鳥居をくぐり、まずは西本宮へ。



西本宮楼門に到着。軒下の四隅には、木造のお猿さんが楼門を守っています。社務所の向かいに本物の猿が飼われてるし。



その本殿に行き、2度目のお参り。この社殿は1586年(天正14年)に建てられました。「日吉造(ひえづくり)」という独特の形で、床下にはかつて仏事を営んだ「下殿」とよばれる部屋があります。御祭神は大己貴神(おおなむちのかみ)で、天智天皇の御代に奈良から大津への遷都が行なわれた際に奈良の三輪山より御神霊をお迎えし、国家鎮護の神として祀られてきました。


 
神殿の脇にある狛犬。相当年季が入っています



その後、白山宮に移動して再びお参り。お賽銭がいくらあっても足りないよ~。



白山宮を見終わった後は神輿収蔵庫へ。ここに表現されているのは2基ですが、全部で7基展示されています。桃山時代から江戸時代にかけて作られ重要文化財に指定されています。毎年4月の山王祭(2011年は12~14日に実施)で大活躍します。



そして、東本宮へ。御祭神である大山昨神は、古事記にもその御神名が記される比叡山の山の神様です。樹下宮のご祭神である鴨玉依姫神とはご夫婦です。



国宝である本殿(右)と樹下宮(左)。見事な並びです。



二宮橋を渡り、日吉大社観光は終了です。奥の宮である金大巖はいいでしょう。


折角なので、旧竹林院も見てきます。


つづく


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