会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方(3)
さて、本文の方ですが。
四季報を読む時の気づきのポイントは3つだそうです。
・世の中や会社が大きく転換するようなコメント
・突然伸びだす売上高などの業績
・チャートの転換
いずれも、そりゃそうかなと思いますが、コメントについては、後講釈的にはあれこれ
言えますが、実際の投資に活かすには、やはりそれに気がつくだけの眼力というか判断力
が必要です。
売上が急伸しているのは、よく見ればそれはわかるでしょう。で、それがどうしてそう
なっているかを理解しないと、ただ数字だけ気がついても意味がないです。
M&Aで売上高は急伸しているけれど、利益率は低下というようなケースもあるでしょう。
チャートの転換は、形としてはそれは見ればわかるかもしれませんが、では、なんでそう
なったかをこれも判断しないといけません。チャートの転換は個人的には「結果論」であり、
そのこと自体を投資に活かすのはセンスというか好き、嫌いということがあると思います。
銘柄選びについては、例えば五輪関係だと、建設株が本命だという単純な図式だけでは
ダメだと。
ダメかどうかはわかりませんが、確かに、ハワードマークスが最初に指摘している「二次的思考」
にはなっていません。連想ゲーム的にあれこれ考えてみるのは有益な場合はありそうです。
株主優待については「「よく使っている」「身近な」製品やサービスを手がけていて、なおかつ、
「自分が好き」と思う企業がベスト」であり、「株主優待を使わなければ意味がない」と書いています。
ここはコメントが甘いですね。優待は全く使ったことがなくても、また身近でなくても、それが資金
の活用方法として有利であれば、利用するだけのことです。別に自分で使わなくても換金率の高い優待
というのはあります。オークションで売るとかいうことも「使う」ことに入るということなら、まあ、
間違いではないですが、そういう発想はここの記述には多分ないでしょう。
つづく。
さて、本文の方ですが。
四季報を読む時の気づきのポイントは3つだそうです。
・世の中や会社が大きく転換するようなコメント
・突然伸びだす売上高などの業績
・チャートの転換
いずれも、そりゃそうかなと思いますが、コメントについては、後講釈的にはあれこれ
言えますが、実際の投資に活かすには、やはりそれに気がつくだけの眼力というか判断力
が必要です。
売上が急伸しているのは、よく見ればそれはわかるでしょう。で、それがどうしてそう
なっているかを理解しないと、ただ数字だけ気がついても意味がないです。
M&Aで売上高は急伸しているけれど、利益率は低下というようなケースもあるでしょう。
チャートの転換は、形としてはそれは見ればわかるかもしれませんが、では、なんでそう
なったかをこれも判断しないといけません。チャートの転換は個人的には「結果論」であり、
そのこと自体を投資に活かすのはセンスというか好き、嫌いということがあると思います。
銘柄選びについては、例えば五輪関係だと、建設株が本命だという単純な図式だけでは
ダメだと。
ダメかどうかはわかりませんが、確かに、ハワードマークスが最初に指摘している「二次的思考」
にはなっていません。連想ゲーム的にあれこれ考えてみるのは有益な場合はありそうです。
株主優待については「「よく使っている」「身近な」製品やサービスを手がけていて、なおかつ、
「自分が好き」と思う企業がベスト」であり、「株主優待を使わなければ意味がない」と書いています。
ここはコメントが甘いですね。優待は全く使ったことがなくても、また身近でなくても、それが資金
の活用方法として有利であれば、利用するだけのことです。別に自分で使わなくても換金率の高い優待
というのはあります。オークションで売るとかいうことも「使う」ことに入るということなら、まあ、
間違いではないですが、そういう発想はここの記述には多分ないでしょう。
つづく。