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会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方(3)

2018-07-22 18:55:58 | 株式投資・資産運用
会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方(3)

さて、本文の方ですが。

四季報を読む時の気づきのポイントは3つだそうです。
・世の中や会社が大きく転換するようなコメント
・突然伸びだす売上高などの業績
・チャートの転換

 いずれも、そりゃそうかなと思いますが、コメントについては、後講釈的にはあれこれ
言えますが、実際の投資に活かすには、やはりそれに気がつくだけの眼力というか判断力
が必要です。

 売上が急伸しているのは、よく見ればそれはわかるでしょう。で、それがどうしてそう
なっているかを理解しないと、ただ数字だけ気がついても意味がないです。
 M&Aで売上高は急伸しているけれど、利益率は低下というようなケースもあるでしょう。

 チャートの転換は、形としてはそれは見ればわかるかもしれませんが、では、なんでそう
なったかをこれも判断しないといけません。チャートの転換は個人的には「結果論」であり、
そのこと自体を投資に活かすのはセンスというか好き、嫌いということがあると思います。

 銘柄選びについては、例えば五輪関係だと、建設株が本命だという単純な図式だけでは
ダメだと。
 ダメかどうかはわかりませんが、確かに、ハワードマークスが最初に指摘している「二次的思考」
にはなっていません。連想ゲーム的にあれこれ考えてみるのは有益な場合はありそうです。

  株主優待については「「よく使っている」「身近な」製品やサービスを手がけていて、なおかつ、
「自分が好き」と思う企業がベスト」であり、「株主優待を使わなければ意味がない」と書いています。

 ここはコメントが甘いですね。優待は全く使ったことがなくても、また身近でなくても、それが資金
の活用方法として有利であれば、利用するだけのことです。別に自分で使わなくても換金率の高い優待
というのはあります。オークションで売るとかいうことも「使う」ことに入るということなら、まあ、
間違いではないですが、そういう発想はここの記述には多分ないでしょう。

つづく。






 


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