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株 そもそもそんなところで売れるはずもない

2013-06-08 10:07:04 | 株式投資・資産運用
 NYの株価は上昇、日本は「調整」局面(とか言いますね、つまり下げている)ということらしいですが・・。
 為替も、直近では円安方向になっているものの、100円以下になってます。

 で、株価の最高値、為替の最安値の時点から比較すると、保有金融資産の時価評価は数百万のマイナスになっていると思われます。

 こうなると、感覚としては「あー、あそこで売っておけばよかった」「数百万、損した」というようなことになりがち。まあ、わからんことはないですけど。


 これは個々の投資スタンスによるのですが、先物オンリーとか、特定の個別銘柄に集中投資とか、そういう投資スタンスをとっているのでなければ、というか、自分自身のようなポートフォリオでの分散投資、分割売買のようなスタンスをとっていれば、その「最高値」、あるいはその近辺で、うまく売り抜けるような売買方法はそもそもとれない、とってないわけですね。

 となると、そもそも、そんなところで売れるはずもないわけです。結果的にごく一部ならば売れる可能性もありますが。

 なので、できもしない、しもしないことで「あー、あそこで売っておけば」とか考えるのは意味がないということになります。


 とにかく、資産を増加させることを目的とした投資で、あるいは「楽しみ」としての投資で、本気でイライラしたり、落ち込んだり、腹がたったりするのは、つまらないです。

 一喜一憂するのはいいと思います。ある意味、それは「楽しみ」の範疇内のことだったりもしますし。しかし、その感情の揺れというのは「やったぜー!」「ああ、最悪↓」的な大きな気持ちの動きというよりも、「なかなかええんどちゃいますかねー」「あららー。あきませんなー」的な小幅な振幅に留めるようにした方が「楽」です。
そうであってこそ「楽しみ」の範疇内のことになるかなと思います。

 まあ、このあたりは個々の感じ方なり価値観、スタンスということになります。

 
 運用額がそれなりの金額になり、同時に投資以外での定期的な収入が減少することになると、投資スタンスは「守り」を重視した方向にシフトしていくことになりがちです。
 つまり、大きく殖やすよりも、大きく減らさせないというようなことですね。

 自分自身のことで考えれば、ここから10年程度、平均して金融資産全体で年5%程度の運用を継続できれば、日常の生活費と仕事、その他の収入を相殺したトータルでは、資産はほとんど減らないでしょう。

 ただ、この目標は相当に高いです。

 3%ならどうでしょうか。これだと相当にハードルは下がります。このパフォーのンスだと、毎年、出費の方が多くなりますが、毎年の資産の減少幅はごくわずかです。実際のところ、このあたりがめざすべき目標ということになるでしょう。

 で、これでつなぎながら、まあ、どうなるかあまりあてにもならない年金の受け取りを待つというような形ですね。

 まあ、あわてず、さわがず、ぼちぼちと。

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