旧:鳳凰堂のランダムウォーカー <伏見の光>

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で書いています。 

6645オムロン 優待 幅広い事業ポートフォリオ

2016-05-21 20:33:23 | 株式投資・資産運用
6645オムロン 優待 幅広い事業ポートフォリオ

 地元銘柄の一角のオムロン、優待の案内が来ていました。

 100株ですからここから選択。これまで歯ブラシやら低周波治療器やらをもらいました。
 去年は低周波治療器をオークションにまわして1500円で落札されました。今年も同じ形でいこうかな。




 株数が多いと優待もグレードアップします。


 オムロンはIRで表彰されたりしていますね。

 事業内容は幅広いです。一般消費者向けは、血圧計とか低周波治療器、体組成計などの健康器具で知られていますが
この比率は低くて、主体はファクトリーオートメーションとか電子デバイスなどかな。
 特定の分野の「一本足」でないところは強みだと思います。それでも当然、様々な要因で業績の浮沈はありますが。

 まあ、100株は放置です。長く売買対象としており、時価で含み益の銘柄です。
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資産配分の最適化

2016-05-21 10:01:21 | 株式投資・資産運用
 今週はサムティ、資生堂、鴻池運輸とIR関係のイベントに3つも参加できました。
 場所も枚方、大阪、神戸と、近くではありますが、いつもの京都市内の四条近辺とは違う場所でした。
 それぞれ、なかなか楽しめましたし、新しい知見も広げることができたかなと思います。

 さて、今後ですがIPOがいっぱい出てきましたね。

 例によって玉石混交状態で、「玉」はなかなか取りにくいという状況でしょう。

 ここからですが、とりあえず資金配分の最適化を考えたいです。
 いつもであれば、動かせる現金ポジジョンはSBIに移動し、ここで資金量勝負のブックに行くという方法をとるところです。


 SBIが有望銘柄の主幹事の時は、基本、この戦法を継続しますが、それ以外のところでは、みずほと日興に支店攻略を考えたい
ところです。

 これに合わせて、どういう戦略が有効なのかを検討し、実施していきたいですね。


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鴻池運輸 会社説明会 そのアグレッシブな・・・

2016-05-21 00:07:03 | 株式投資・資産運用
鴻池運輸 会社説明会 そのアグレッシブな・・・

 今日は鴻池運輸の会社説明会でした。

 ここはIPO時に大和から配分があり、18万ほど利益がありましたね。
 2013年の誕生日が公開日でした。

 ここは昔ながらの物流会社というイメージだったのですが、
 今日の話を聞き、それが誤りだったことがよくわかりました。

 「運輸」って、どこが「運輸」やねん!。

 ヤフーファイナンスではこうあります。
「1880年創業の総合物流会社。鉄鋼向けなど構内物流に強み。国内外で冷凍・冷蔵倉庫を強化。」

 というよりも、実際は鉄鋼生産や飲料生産等顧客から求められる、物流的部分も含む主要な生産工程を請負っている、
それが主体の企業で、単純に物を運ぶ運送屋さんではありません。

 こういう事業内容が強みでもあり、また、難しさでもあるということになります。

 つまり、こうした「請負」は、それが生産現場での主要な内容であればあるほど顧客とのつながり、関係は深くなり
そのことが会社の業績の安定にもつながるわけです。

 逆に、こうなってくると、新たな事業分野、請負分野を開拓していくということはそんなに簡単なことではなく、
なかなか広がりがつくりにくいということでもあります。

 さて、ここでセグメント別の業績を見てみます。
 すると、この「請負」の部分の対売上比の利益率が他の国内物流や国際物流の部分と比較して、すごく高いのです。

 質問もしてみましたが、この「請負」の部分は自社での改善の工夫等が生かしやすく、高い利益率につながりやすいというこ
とでした。

 さて、今後の経営目標を見てみます。
 2016.3→2017.3 ここは売上、利益とも微増です。これはここまでここが歩んできた延長線上の数字という印象です。
 2017.3→2018.3 ここは売上高で13%、営業利益では36%という大幅な増収増益を目標としています。

 説明してくれた副社長さん自身が、複数回、アグレッシブな目標と言っておられましたが、
 確かに、これはここまでの延長線上とは質的に異なった転換がないと難しい感じがしました。

 さて、それは何か?。

 ここも質問したところですが、
 「複合ソリューション」つまり請負の部分の空港業務とメディカル関連。部門としてはここを大幅に伸ばしたいということ。

 もうひとつはM&Aによって事業規模、利益を拡大したいということ。

この2点がうまく進めば、そのアグレッシブな目標に到達することができると。

 なるほど、意味はわかりました。
 しかし、その実現性はどうしたら高めることができるのか、そこの具体的なところまで踏み込んでもらう時間はなかったです。

 なお、お約束として、株主優待の設定について聞いてみました。

 関西本社ですし、大阪のものでも優待にしてはどうですか、あるいは飲料等も扱っているので、取引先のそれらの品物を
優待にすれば喜ばれるでしょう等聞いてみましたが、現状は設定の予定はないということでした。

 優待ばやりではありますが、きっぱりとそうしたものは設定しないというのも、一つの見識ですから、筋が通っていれば
それでいいと思います。が、優待好きな方は多いので、100株優待を設定すれば、その内容によっては個人株主はかなり増加はしますね。

 あと、株価についてですが、会社の資料に「東証一部平均PBRを当面目標として設定」と書いてあります。
 珍しいと思いますね、こう明文化して株価についてふれているのは。しかし、これ、まあ当面ということではありますが、目標として
適切でしょうか。利益重視、成長性重視の視点だと、経営指標としてはROEにもふれてましたが、ちょっと違うのではないかな。

 まあ、現状、PBRが1倍を超えないというのは、それだけ低評価ということです。
 成長性に乏しいということでしょう、現状は。

 予想PER10倍、PBR0.8倍、配当利回り2.8%で優待はなし。現状は堅くはあるけれど、退屈なバリュー株でしょう。
 ヤマト運輸はどうか、PBR1.7倍、予想PER25倍、配当利回り1.17%です。評価の違いは歴然ですね。

 ただ、これがさきほどの2018.3の目標を達成することができれば、
株式としての評価も相当に向上し、株価も相当の上昇をみせる可能性は充分にあると感じました。

 ここは、現状地味なだけに、逆に株としてはやや長い目では面白いかもです。


 あ、そうそう、単純な「運輸」会社ではないので、いつそ、社名も、鴻池は残すとしても、何か斬新なものに変更するというのも一案
かと思いました。
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