旧:鳳凰堂のランダムウォーカー <伏見の光>

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ホットランドが公募割れしたら、なんと言われるでしょうか?

2014-09-25 22:24:59 | 株式投資・資産運用
 正解は、当然「このタコがっ!」ですね。

 リボミックが大幅に公募割れでしたから、続きの連想で「ここもかっ?。」と思われるかもしれませんが、
私自身は現状ではPassive+的評価は変わりません。

 リボミックと比較すると、大和主幹事でマザーズ、公開規模も類似しているように見えます。

 が、実質はリボミックはベンチャーキャピタルにロックアップがかかっておらず、需給的には実質、売られる株数は「さらに倍」状態でした。VCは公開時に売るのが「お仕事」ですから、当然売ってきます。
 まあ、売り方にも色々あるみたいですが、良くも悪くも、いじいじしている個人投資家とは違います。

 無論、創薬ベンチャーと外食小売で業種もまったく違います。

 一般的な知名度も当然違いますし、まあ「ないよりはいい」程度ですけど、優待もあります。

 優待は個人的にはほとんどどうでもいいのですが、ここは単に外食チェーンということで、他のところと一緒には考えにくいところもああります。
 それは「小規模店舗を多数出店するスタイル」ということですね。つまり、小回りがききやすく、スクラップ&ビルド的な出店・退店をスピーディーに行うことがしやすいという点です。
つまり、たこ焼き屋だすのに、そんなにお金かからんし、儲からないからやめても(単一の店であれば)そんなに損もないでしょうということね。

 こういう意味では、外食チェーンの中では、他に類似性の高いところがない「初物」的要素もあると考えられます。

 公開をきっかけに、成長のスピードを加速させることが期待され、それが可能な可能性もあるように思えます。

 公開規模が小さかった3193鳥貴族のような暴騰は考えられないにしても、ここらあたりの「本業」の成長性について、一定の評価がなされれば、株価もそれなりに評価されてもいいでしょう。


 主幹事証券は、ここは、ネットでの抽選配分は最小単位ずつでしょうが、店頭の裁量配分では、複数単位の配分をかなり行っている可能性が高いと思います。って、まあ、どの銘柄でも、店頭ではそうでしょうけど。

 だって、うちの2人分の口座で複数配分があり、それにネットでの当選分が上積みされて、株数が増えてますから。
 個人投資家は(って、私は)ベンチャーキャピタルではないので、いきなり全株を成行で売ったりしません。
 また、この株はNISAに放り込みましたので、損失が出ても他の利益との相殺ができないため、損失が出るような売却を避けるベクトルが強くなってます(私はね)。

 上場日は、午前中は在宅しているので、とりあえず気配を見ておきます。

 売り気配でも、あわてない、焦らない方がいいように思います。

 今日のリボミックでもそうですが、株価が安ければ、とにかく売ってしまいたい人が売ってしまった後は需給がしまって、株価は上昇傾向になることが多いでしょう。
 公募割れですが、そこから株価はさらに大きく下落したわけではないので、初値で買った投資家は利益が出ている場合が多いわけですね。

 逆に、予想外に高い初値がついて場合は、これは売っておきたいと思う投資家が増加し、株価はそこから一気に下落するような場合もあります。

 後者の可能性は少ないと思われますので、現状での予想は、公募より少し上のところで穏当に寄って、そこから売りをこないしし、じわじわと上昇するような展開を予想しています。

 さて、どうなりますか。

 なお、保有日本株ポートフォリオは、ほぼ平均株価と同等の上昇率で、年初来高値を更新しています。
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リボショック・・・・ お嘆きの貴兄に 4591 リボミック

2014-09-25 18:11:08 | 株式投資・資産運用
リボショック・・・・ お嘆きの貴兄に 4591 リボミック

 ということで、大幅な公募割れとなっています。

 創薬ベンチャーの IPOは私は好きではないので、支店ブックは回避し、補欠分の申し込みもしていないので、とりあえず被弾はなしです。

しかし、今年はディスプレイで被弾しておりますので、人事ではありません。

 ここは黒字ではあったようですが、今後本格的に業績が向上するかどうかは、まあ、そんなことを言えばどの業種の企業でもそうなわけですが、全くわかりません。

 というか、創薬ベンチャーは、なかなか大きな成果に結びつかずに資金を食いつぶしていく可能性も高いと思います。
 無論、画期的な新薬を創りだすには、こうした仕事は必要で意味もあります。

 が、こうした企業に一般の個人投資家が資金を投じるのは、リスクは相当に高い、まさに「資」金を「投」げることに他ならず、そうした意味では、まさに投資そのものの、ある意味での本質的な行為ということになるかとも思います。その認識は必要でしょう。

 私はこれは好まないので、パスですね。

 
 ここからの株価はアク抜けで、対初値比では大幅上昇は厳しくても堅調に推移するかもしれません。

 ただ、ポジジョンを維持するのであれば、上記のような認識がないと、ただ「損した」感が残るだけになってしまうかもしれませんね。


 「全然当たらなくて、やっと当たったと思ったらこれかい!」とお嘆きの貴兄に。

 一般の個人投資家のところには品薄の優良・暴騰銘柄はなかなか回ってはきません。

 当たりやすい銘柄は、目先的には上昇してもその幅はわずかであるか、あるいは、公募割れするようなことがあるのは、当然であるという認識を持っていた方がいいでしょう。


 さて、この公募割れは、来週のホットランドの上場に向けては、悪材料です。

 業種もなにも全然違うわけですが、弱気筋も増加するでしょう。このあたりは別途、考察してみます。

 しかし、マネックスで現在見られる大手の某社の予想というのは、ちょっと私としては当初から理解しがたい感じはしました。あ。リボミックについてね。


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