旧:鳳凰堂のランダムウォーカー <伏見の光>

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運用で勝つ 低コスト

2013-05-06 18:47:35 | 株式投資・資産運用
運用で勝つ 低コスト

 今日は中国市場はあいてますね。当たり前か。

 中国も景気減速やら、不動産バブルやら、あれこれ言われていますが、とりあえず中国株の中で組み入れ比率最大の万科企業の株価はまずまず堅調です。
 H株市場への上場はいつ、どうなるのだったかな?。これ以外ではH株の金融・保険関係が多いですが、これらもまずまず。

 さて、明日からですが、日本株については、株価が上昇すれば順次細かく売り上がっていくという方針は変わりません。
 あまりあれこれ思惑で期待したり落胆したりせずに、単純に株価変動の比率で騰がれば売り、下がれば買いという形でいいかと思います。

 
 運用全般については、わりと長くあれこれの金融商品の取引はしてきていますが(先物、オプションは取引したことがないです→ヘッジ的活用が課題)、
やはり基本は低コストでの運用ということが大事がと思います。

 悪い例は、株式でアクティブ運用する投資信託、インデックスファンドではなくて。

 こういうもの、最近はネット証券などではノーロードのものもあるみたいですけど、だいたい、まず入り口のところ、買う時の販売手数料がアホほど高いです。
 未だに3.15%とかいうのがありますからね。

 つまりは「お前は既に負けている」状態です。日経平均で考えたら、どうだろう、今だったら-400円強というところからの運用スタートになります。

 まあ、その時々の状況で、アクティブ運用の株式投資も傑出したパフォーマンスになることもあるんでしょう。しかし、数多くの投信の中から事前に今後のパフォーマンスがよくなる投信を選択することはできません。
 もちろん、たまたま、うまくいく可能性はありますが、なんでそんなことに賭ける必要があるんでしょうか。

 証券会社とのつきあいで、不利さは承知で投信を買う、IPOの公募株とバーターで投信を買うとかいうような話も聞かないこともないです。まあ、もろにこれをしたらまずいので、そこは「阿吽の呼吸」でということになるのでしょうが、
自分自身のことでは、こういうことは皆無です。そもそも、そういうニュアンスの話も来ません。

 なぜかというと、アクティブ運用の投信は嫌い、買わない、デリバティブ系の仕組債も嫌い、買わないということをはっきりと伝えているからです。

 為替や株価のオプションと組み合わせた仕組債も、なくなりませんね。これは「債」という名前をつけるのは適当ではないと思いますが。
 元々の債券そのものはあるのでしょうが、これは実際は、債券+オプション。一見、債券として見ると利回りは高いですが、株価なり為替がどう変動しても、得られる利益は当初をに設定されたクーポン分だけというようなのが多い。で、逆に動けば損失はかなり大きくなるようなものが多い印象です。

 これはアカンと思いますね。設定する側にはいい商品なのかもしれせんけど。

 ついでに、毎月分配型も大嫌いです。なんで、税金払って強制的に分配してもらわないといけないんでしょうか。

 そもそも、物(やサービス)を買うのに、その対価のみでなく、販売手数料を払うっていうのはなんなのかなぁ?。そこからしてよくわからないです。まあ、これも売る側の都合ですね。

 いや、「今はお金ないんで後で払うから、先に物(やサービス)だけちょうだい」っていうのなら、まだわかります。
 クレジットカードはこれですけど、こういう場合でも一回払いなら金利や手数料はかからない場合がほとんどです。

 投信は信託報酬もあります。ETFだって信託報酬はありますが、その水準は、とりわけインデックスファンドなどの場合は、かなり低いことが多いです。

 株式等の売買手数料も安いにこしたことはないです。ネットなら10万以下なら無料のところもあります。支店の口座での高い売買手数料で頻回に売買するのはアホくさいです。
 ただ、ネット系は五十歩百歩なので、ここにあまりこだわりすぎるのかどうかとも思いますが。

 ということで、まずは確実に効いてくるコストについてちゃんと考えましょうね、ということです。

 ただ、これだけでいいかというと・・・。→続く

 




 

 
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野尻湖・・・

2013-05-06 11:17:57 | インターネット・パソコン・デジカメ
 野尻湖に飛び込んで学生さんが亡くなったというニュースがありました。

 大学生が急性アルコール中毒で死亡云々といったニュースも毎年のようにあります。

 うーん・・・。ちょっと人ごとでないようなところもあります。

 まあ、ハメを外すようなことがあること自体はわからないでもないですし、
その場の雰囲気で、それ(飛び込むとか一気飲みとか)を拒絶しにくくなったりすることがあるのだろうと思います。

 が、まあ、とにもかくにも、「命」が大事なんで・・・。

 野尻湖は学生時代、一晩、近くの国道の交通量調査をしたことがあります。車の中でカチカチと車種を区別してカウンターを押していくという仕事です。
当時としてはわりといいバイトでした。定期的ではなくて単発ものですが。もう30年以上前のこと。

 ちょっと前には、ちょうど今のの時期に野尻湖を訪ねたこともあります。

 その時の写真。ザラメ雪の上の桜の花びら。


 ナウマン象の発掘なんかでも知られていますが、静かでいい湖なんですけどね・・・。
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「殖やす」というより「減らさない」運用

2013-05-06 09:33:22 | 株式投資・資産運用
「殖やす」というより「減らさない」運用

 さて、連休明けのマーケットはどうでしょうか。とりあえず、シカゴ日経平均先物は14000円を超えていますし、為替もまた99円台になっていますので、今晩のNYkの動向にもよりますが、まあ、高いのかなと思いますが。

 昨年末からの株高、円安で、保有金融資産の時価評価総額は、多分、1.3億ぐらいになっているでしょう。昨年末からはザックリ1000万程度は増加していると思われます。


 それはいいのですが、この程度まで金融資産が増加してくると、運用の視点というのがかなり以前とは変化してきます。

 これは単に現時点での評価額ということだけでなく、日常的なキャッシュフロー、現金収支とも関係します。

 それは「大きく殖やす」というより「減らさない」ということに意識がいくということです。


 「大きく殖やす」ためには、当然、相応のリスクを取る必要があります。ここから、株でも為替でも先物・オプションでも、大きなポジジョンをとって勝負にいけば、さらに資産は大きく増加する可能性はあります。当然、そうすれば大きく減る可能性もあります。

 以前から、ベースは「安全運転」指向でしたが、現在の状況、意識はさらにこれが高まっているようなところがあります。


 運用以外での仕事等での日常的な収入というのは、この3月末と比較しても大きく減少しています。そもそも週3日しか仕事には行っていませんし、その賃金は多いとは言えません。社会保険の適用もないですし。

 金融商品の売買によるキャピタルゲインの水準は時々により異なり、時価評価としてはマイナスになることもあります。
 配当・分配金などのインカムゲインは、月によりその額は異なりますが、そんなに多くはありません。

 場合によってはこれ以外のオークション落札などの収入が多めに入る場合もありますが、これもそんなに多額になることはない。

 となると、比較的安定的に毎月入ってくる収入では、毎月の支出をまかなうことができない場合が多いということになります。
 不足分は少しずつ資産を取り崩していくという形にならざるをえません。

 また、夫婦とも既に退職金ももらい、今後、運用以外の部分で多額の現金が入ってくるということは、まあ、ないでしょう。

 親父が亡くなれば遺産の相続ということもありますが、そもそも自宅不動産と若干の預貯金程度しか資産はないですし、もちろん、今の状態の維持でいいから少しでも長く生きていてもらいたいわけで、こんなものはあてにはしていません。

 また、夫婦とも、年金支給までには10年以上あり、その年金支給の水準もいったいどの程度のものになるのかはわかりません。当然、状況は今よりよくなることはないでしょう。


 現状で、毎月の現金収支が20万程度の赤字になると想定すると、年間では240万。10年では2400万になります。

 上の子は今年就職して、4月からは食費、水光熱費、携帯代金等の名目で若干のお金をもらうようにしましたが、これは実際のところは上の子の証券会社の口座にその金額を毎月入金して、独立するようなことがあれば、そのまま渡すようにしようと考えています。
 下の子は大学に入学したところなので、学費はかかります。文系ですが、私学なので、それなりの額です。生保の子ども保険はありますが、これではとてもまかないきれません。

 といっても、別に現状で特に不安があるということはないのですが、この毎月の赤字分を補填する分が運用で補えれば、それにこしたことはありません。

 つまり、ここからさらに金融資産を増加させるということは資産運用の目標ではなく、それなりのアップダウンはあったとしても、金融資産を大きく減らさないような運用が目標となるということになります。

 これは、状況にもよりますが、極端に高いハードルではないでしょう。

 で、たまにちょっといいところに泊まったり、おいしいものが食べられたり、好きな車に乗れたりしたらそれでいいわけですし。
 お金がかからないことでも、すること、したいことはいくらでもありますし。

 さて、ここからどうするか、全体としても個々の売買でも、具体的に考えておきましょう。


 
 

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税務署が嫌がる「税金0円」の裏ワザ

2013-05-06 08:00:18 | インターネット・パソコン・デジカメ
税務署が嫌がる「税金0円」の裏ワザ (双葉新書)
クリエーター情報なし
双葉社


 図書館本。

 課税の判断等には曖昧な部分があり、そこをうまくついて税金の負担を軽減することは、当然合法的であり、可能な範囲で行えれば行えばいいとは思います。

 が、この本のタイトル、販売サイドの要請とかもあるのでしょうが、ちょっといただけません。新書ということもあり、全般に「さわり」程度の内容になってますし。また、どうも文体がいただけません。こうしたことを考える「きっかけ」としてはいいのかもしれませんが・・。
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