旧:鳳凰堂のランダムウォーカー <伏見の光>

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ゼロの焦点

2011-01-08 10:50:31 | 株式投資・資産運用
ゼロの焦点(2枚組) [DVD]
クリエーター情報なし
東宝


 静かなBGM、色を抑えた昔っぽい画面、陰鬱な北陸の冬・・・。なんか全体を通して、重いトーンで重い展開・・・・。

 悪くはないのだけれど、これは丁寧につくった土曜ワイド劇場とどこが違うのか?。

 前半がだるいです。もうちょっとテンポよくすすめてもいいのかなと思いました。あと、広末さんのナレーション的解説しゃべりが多すぎる感じ。木村多江さんは、なんかこう薄幸な役が似合います。

 最終的な感想は、あー、これは「砂の器」とか「人間の証明」と同じだなと・・・。

 テーマは重いです。最後に現代の街の様子がタイトルバックと一緒にうつるのですが、そういう時代の後に今があるのだなというのを感じました。

 悪くないですよ。しかし、「砂の器」の方が作品としての重さとか映像の美しさという点で上かと。あ、昔の映画の「砂の器」ね。

コメント (2)
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