mariemonの健康日記

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心の現実

2024-01-23 19:53:51 | 健康
心の現実

心の現実とは端的に言えば、「体」「心」によって変わり、「心」「体」によって変わると言う事です。つまり考え方を変える事で体が変わり、生活習慣などで体を変える事で心が変わると言う意味です(心身一如)
「心身一如」とは曹洞宗を開いた道元が1000年以上前の中国の禅僧の生活習慣を元に正法眼蔵という本に書いた人間の心身の在り方を描いたものです。




仕事で明け暮れている忙しい現代人にとって座禅とか抹香臭い禅僧の生活習慣何て実用的じゃないし、現代に生きている私達は昔の人の知恵を効率良く今に適した環境にしていく事の方が建設的でしかも実用的かも知れません。
しかも厄介な事に自分の苦は自分にしか解決できないと言う現実があります。

<脳は心を操る道具>

「苦」を感じる所は脳の大脳辺縁系にある「偏桃体」です。偏桃体は見たり聞いたり感じたりする今の気持ちを光よりも早く感じ取る事が出来て、好きか嫌いかを判断します。特に不安や恐怖などネガティブな感情に敏感な所でストレスを感じると真っ先に体に反応する部分です。



つまり心が苦しいのは「偏桃体」が苦を作っていて、ただ苦しみに身を任せるだけでは、現代に生きる私達にとってはとてもナンセンスな事です。それどころか「苦」は心だけでなく体にとっても命を縮めるほど重大な死活問題である事も事実です。

体にとって何が一番「害」なのかと言うと“ 苦=ストレス ”です。ストレスを上手くコントロール出来るようになれば自分の体は自分で守る事が出来るからです。



そこで常に「偏桃体」を見方につけてストレスに負けない心と体を作る方法を身に付ける必要があります。それは「理性」に働きかけて常に「プラスの言葉」を意識する事です。

“ 何ぁ~んだ!まるで子供だましみたい~ ”何て思うかも知れませんが
“ そうなんです!実は「偏桃体」は子供なんです! ”




それもそのはず偏桃体は理性を伴わない感情だけの器官で、最も原始的な脳だからです。大人は偏桃体で感じた気持ちを、海馬を通して理性を司る「前頭前野」に働きかけます。しかし子供の頃はその部分が未熟なので偏桃体で感じた事しか心には反映されません。その為、相手の気持ちを考える事が出来ず自己中心的です。歳を取ってこの部分の血流が悪くなると頑固になります。



人間の心は脳の全体像を使って「自我」が形成され、その感情が複雑なものであっても偏桃体という脳のメカニズムは最も原始的で本能を司る部分だからです。しかも扁桃体がストレスを受けるとストレスホルモンによって前頭前野の働きがストップしてしまいます。




つまり「理性」が働かなくなるわけです。その時、理性を働かせるのがプラスの言葉なのです。プラスの言葉にはβ―エンドルフィンなどハッピーホルモンや自律神経の作用で偏桃体は体の危機を脱したと判断し、心がリセットされて理性が再開すると言うわけです。

でも苦しい時って“ プラスの言葉なんか言えるわけないでしょ ”と普通は思いますよね。でも大丈夫です!実は脳って良くも悪くも簡単に騙されやすくたとえ心がパニック状態の時でもプラスの言葉を心に思うだけで脳は体の緊急事態が過ぎたとみなしストレスホルモンを出すのやめるからです。

💛つまり心の現実とは偏桃体によって左右され、偏桃体を上手く操る事が出来れば心も体も元気でいられるという事ですね




コメント (1)
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