4年生が、体重測定に併せて、養護教諭からミニ保健指導を受けていました。
今日のテーマは「脳とメディア」。メディア(テレビ、ゲーム、スマホなど)に触れているときの脳の状態について教えてもらいました。
「がまんする」「集中する」「人を思いやる」などの人間らしい感情の動きを司るのが前頭前野と呼ばれる部分であり、この部分が成長するのが8歳から12歳の時期であること、でもメディアに触れているときは、この前頭前野が働きにくいこと・・・・・・。これを聞いた子どもたちの背中に、ちょっぴり動揺が走ったのを私は見逃しませんでした。
「勉強に集中できない人、いませんか?」と冗談交じりに問いかけられ、「あ、私だ!」「ぼくだ!」などと無邪気に反応していましたが、本当に前頭前野が働かないとしゃれになりません。メディアによる間接体験ではなく、体をしっかり使った直接体験をしっかりと積んでいくことが大事、ということです。