イラク市場爆発で約30人死亡 イスラム祭日の前日、ISが犯行声明
2021/07/20 04:13
(AFPBB News)
【AFP=時事】(更新、写真追加)イラクの首都バグダッドの混雑した市場で19日、爆弾が爆発し、医療関係者によると約30人が死亡、50人が負傷した。イスラム過激派組織「イスラム国」が犯行声明を出した。
爆発が起きたのは、イスラム教シーア派が多数を占める人口密集地サドルシティー地区にある市場。イスラム教の犠牲祭(イード・アル・アドハ)を翌日に控え、食料品の買い出しに訪れた人々で混雑していた。
医療関係者によると、爆発の死者は28〜30人で、女性8人と子ども7人が含まれる。内務省は、即席爆発装置による「テロ攻撃」が起きたと発表。ISはメッセージアプリ「テレグラム」上のチャンネルで出した声明で、爆発は自爆ベルトを身に着けた男が起こしたもので、30人以上が死亡、35人が負傷したと主張した。