世界には、不思議な話。奇妙な出来事。
ちょっと、怖い話。
ぞうっとする恐ろしい話。
信じがたい話。
等々。たくさんあるようだ。
テレビで時折、霊の話題を取り上げたりするが、
怖がらせるような雰囲気を作っているばかりで、嘘っぽいとしか
思えない。
壁に浮かぶ顔とか、不思議な音とかも、普通の家などでも、ラップ音風の音はする。
材木の乾燥とか、風とか、小動物の場合もあるだろう。
しかし、説明できない、ミステリーは確かに存在する。
死期を悟ったような言動の話など、胸騒ぎとかも、本当にある。
霊を見たことはないが、夕方退社の折に、何気なく
「気をつけてね。怪我などしないように」とか、一言いうと、その相手がその後、病気したり、怪我をした
りして、しばらく休んだりしたことがあった。
霊感とかがある方とは思えないのだが、なんとなく、声をかけたくなる時があり、その後のことがあったりすると、不思議な思いにかられる。
不思議な戦争の話
―本当にあった戦場の出来事40話―
広田厚司
光人社NF文庫