旭川医大病院「コロナ患者受け入れ」を進言した病院長が解任された!
2021/01/25 18:20
旭川医科大学病院の古川博之病院長が、1月25日に解任されたことが「週刊文春」の取材で分かった。
旭川医科大学病院を巡っては、昨年11月、国立旭川医科大学の吉田晃敏学長が、新型コロナウイルスのクラスターが発生した旭川市内の慶友会吉田病院からの患者受け入れを拒否していたことが、「週刊文春」(2020年12月24日号)の取材で明らかになっていた。
旭川医大病院関係者が語る。
「旭川医科大学病院は同大学のトップに足かけ15年も居座り続ける吉田学長に支配されています。11月8日、吉田病院でクラスターが発生した翌日に、旭川医大病院を含む5つの基幹病院が受け入れ態勢を協議しました。その結果、旭川医大病院では、1人、患者を受け入れることになった。ところが古川病院長が吉田学長に連絡すると、『受け入れは許さない』と言われたんです。13日に再度、古川病院長が吉田学長に直談判をしにいったのですが、今度は『患者を入院させるなら、病院長をやめてください』と拒否されたそうです」