ふうせんのホームページ

合唱とパソコンを趣味として、つれづれなるままに、書き連ねます。

都知事の辞表

2013-12-19 14:57:20 | 日記

ようやく「辞任」を口にしたそう。

 

これだけの、非常識なことをしておいて、「辞する気持ちはない」などと、よく言えるものだった。

 

政治家だけでなく、トップに立つとか、責任ある地位につくとかは、力を持たされる。

それを勘違いして汚職をしたり不透明なことをしたり、スキャンダルを起こす者も出る。

 

以前の大阪知事の事件を思い出した。

第一報が流れたとき、にわかには信じられなかった。

そういう不誠実なことができるようには見えなかったからだ。

 

今回の東京都知事も、石原慎太郎というビッグな人物の背中を見ていて、「なんでもあり」

「やれないことはない」くらいに思ってしまったのだろう。

 

石原慎太郎という、危ういことを平然とやってのける前都知事の副知事を5年もやっていて、

アマチュアはないだろうと、思う。

 

お手本となった石原の手腕を、同じように使えると思うのは間違いだろう。

せっかく気づいた人間「猪瀬直樹」なる人物は、最大の汚点を残して、消えるのか。

 

新しい本が出版されるとか、人柄が良ければ、拾う人もいるだろう。

愛着を持ってもらえれば、いつか、また返り咲くことも可能だろう。

 

人の心の、不可思議。

自分は、相手を一度きらっても、修正の気持ちの幅は持ち合わせているが、嫌うと、とことん

嫌いになる傾向がある。

人柄には左右されない。

基準は、「琴線にどれだけ、触れるか」

ただし、どれだけ嫌っても、バッシングや葬ることだけはしない。

 

 

 


曲の強弱

2013-12-19 11:46:34 | 合唱

強弱のある曲は、変化に飛ぶので聞いていても楽しいものです。

 

単純にいえば

「pppp」「ppp」「pp」「p」「mp」「mf」「f」「ff」「fff」「ffff」のいずれかで成り立っているわけですが、

パターンとしては、

 

徐々に変化するもの「pp」「p」、「mf」「f」「ff」等

 

急に変化するもの「pp」「ff」、「fff」「mp」等

下図では、クレッシェンドで徐々に強くなっていき「f」になって2拍半維持、デクレシェンドで「p」近くまでそれからさらにデクレシェンドでさらに弱めていって「pp」、「8分休符」の後、「p」まで戻す、設計になっています。

 

*曲の演奏を某指導者は、建設に例えていました。

図面に則って、創っていく意味だろうろ思っています。

色々に変化するもの「pp」「mf」「p」「f」等

*下図に線で表しています。

 S・ラフマニノフ「晩祷」より

 

ところが、この強弱は、これだけではありません。

「p」と言えば小さく、「f」と言えば大きくと学校で習ったと思いますが、

「p」にも、アクセントがあったりテヌートがあったりします。

 

「f」も同様に、単なる強くだけでないことが多々あります。

硬くとか、柔らかくとかが加わることもあります。

同じ「p」や「f」であっても歌い方が変わったり、曲のなかでの変化があったりして

一様ではありません。

 

曲の流れの中でその「p」「f」は、どういう「p」「f」なのかを、イメージして表現してみましょう。

「もっと」と言われたら、もう少し強調し、「やりすぎ」と言われたら少し控えます。

 

指導者の一言一言から音楽を作っていのではなく、自分から、組み立てていってみてください。

曲がどんどん息づいてくるのが感じられるはずです。

言われたから、それに沿って演奏しますという消極的な練習をしていると、皆にとっても、悪影響になるやもしれません。

どんどん、曲に息を吹き込み魂を注いでください。

指導者からの熱意も、もっと盛り上がることでしょう。

 

 某、指導者は、練習するのは山に登るようなものとたとえていました。

指導者が登っていくのを見て手を引っ張っていってもらうのと、自分から歩をすすめ、山を征服するのとどちらをとりますか。

頂上での眺めは、自らの足で立った時のほうがより感動的ではないかと、思います。