ふうせんのホームページ

合唱とパソコンを趣味として、つれづれなるままに、書き連ねます。

2013-10-28 22:16:54 | 日記

「耳がにごる」

この言葉を遠い昔に聞いたことがあるような気がする。

日本で一、二といわれる調律師の、言葉だそうな。

音というのはコワイということ。

練習中の音を録音しておいて、通勤時に、聞く。

同じ曲を何度も何度も聞いていると、いつしか、新たに発見があったり、気が付いたり、

何とも感じていなかったのが「(なんて)下手」と突然、感じたりすることもある。

「耳が澄む」のあらあらわれだったら嬉しい。

 

 

正しいことを言うときは

少しひかえめにするほうがいい

正しいことを言うときは

相手を気づつけやすいものだと

気付いているほうがいい

 

(「祝婚歌」の一説/吉野弘

 

 

いい音いい音楽

五味康祐

中公文庫