市川房枝記念会の未来を語る会

婦選会館利用者、維持員、女性展望購読者、ボランティア、講師、職員、女性運動家、女性ユニオン組合員で語ろう未来を!

就労の意思表示

2006-08-18 | Weblog
 今日は記念会の夏休み(14日~16日)が開ける日です。ユニオンメンバーとともに、就労の意思表示のため、朝9時に仮事務所にでかけました。前回同様、はじめは鍵がかかっていましたが、しばらくして、ドアチェーンの状態で常務理事が顔をのぞかせました。

M「ここを開けてください。給料計算がありますし、残務処理も終わっていません。仕事が残っています」
常務理事「10日にお話した通り、解雇通知を出していますので、こちらでやります。」
M「引継ぎも何もしていません」
常務理事「10日までに終わっているはずです」
M「私物がありますので、中に入れてください」
常務理事「私物はこちらで持っていきます」
ユニオン「私物にはさわらないで下さい」

このやりとりの途中に、財団の監事の方が登場し、仮事務所の中に入られました。あらかじめ、応援を頼んでいたのでしょうか。そして、間もなく管理組合の方も来られました。
 そして、1階のミーティングルームに移動し、常務理事と事務局長が下りてきて、10分程度話し合いをしました。

ユニオン 不当労働行為ですよ。
常務理事 仕事に来たことは分かるが、事務所には入れない。けじめをつけないと。
ユニオン 10日に就労の意思表示の内容証明・配達証明を出したが、未だに受け取っていないのではないか。葉書が来ない。
常務理事 休み中、ポストを見てなかった。
ユニオン あまりにもひどい対応だ。
常務理事 法律的にきちんとやっている。

 私たちの行動は、就労の意思を明確に伝えるための行動であり、憲法28条によって保障されている団体行動権(争議権)を行使しているものです。
 それにしても、財団がなくなるわけではない、と言いながら、仕事がある会計担当の組合員をクビにするのはなぜでしょうか。大きな疑問です。

 今日は、アジア女性資料センターが記念会に抗議文を出してくださいました。女性団体が、記念会に対して、解雇を撤回するように意見を言っていただくことは、たいへんうれしいことです。本当に女性運動の質を高めていかなければ、末端で苦労を強いられる女性たちは、女性のリーダーを将来にわたって信頼できなくなります。女性の労働力を女性が軽視したり使い捨てにしてはいけない。女性の人権を女性が軽視したり踏みにじってはいけない。創設者の市川房枝は、自分の地位が、自分だけの力で成し遂げたのではない、皆の力の結集であることを自覚していたからこそ、尊敬を集めていたのではないですか。だからこそ、つましい生活に耐えていたのだと思います。このような形で、労働基本権を行使する職員を職場から排除する記念会は、一般企業の平均的水準より、ずっと低いレベルの人権感覚と言わざるをえないのです。

                     くみあいニュースWEB担当
  

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3 コメント

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全国から怒りの狼煙を揚げよう! (剣持政幸)
2006-08-20 12:17:16
婦選会館の悲劇の迷走に、困惑しております。

仲間だからこそ、労組を結成して、あえて厳しいことを言われたくらいで、同じ苦労を分かち合うならば話はわかるのですが、あの手この手で、労組職員の建設的な意見を握り潰し、自分の手中に治めようとしている現在の常務理事や理事長に心を痛めている市川房枝の涙が浮かばないのであろうか?

 権利でなく権力の上を歩き始めた「市川房枝記念会」の横暴を、心から憤り、全国の友人知人に呼び掛けて、新生「記念会」の発足と、解雇された職員たちの即時職場復帰に、「女性展望」などの外部発注を止めさせたいと、心に決めて、本日より戦いを仕掛けていこうと思っております。

いまここで、女だとか、男だとか抜きにして、心から「婦選会館」で育った者の一人として、宣言いたします。 



新有権者と若者のつどいを復活させたいね! (くみあいニュースWEB担当)
2006-08-20 12:36:22
剣持さん、応援メッセージありがとうございます。2月11日(市川房枝の命日)に、度々水仙の花束を贈っていただきましたね。市川ミサオさんと職員みなで喜んでいました。記念会の閉鎖性にめげずに、新有権者と若者のつどいなどに20代から参加してくれた若いあなたが、私たちのことを理解し応援してくれることがとてもうれしいです。
「婦選会館」の意味 (剣持政幸)
2006-08-20 19:25:11
市川先生の著書は、高校時代よく読ませていただきましたが、婦選会館の今後の方向性については、行政に偏った女性政策のセンター化でなく、女性問題について、個々の立場というか、一般市民の目線から発信することが、大いに期待されていた趣旨のエッセイが書かれていたように思いました。

またそれを裏付けるように補足するかたちとして、市川先生の重鎮で、会館の生き字引であられた児玉勝子さんの著書「信濃路の出会い」などには、戦前の女性参政権獲得のために生きてきた人々を讃えつつ、戦後市川先生が育てた団体、「日本婦人有権者同盟」「理想選挙推進市民の会」等を会館の中において、市民運動を育てていくことを銘記しておりましたが、それらの想いが破られて、いまは亡き諸先輩方が、どんなに草葉の陰で悲しまれているだろうかと思われます。

財政がどうのこうのというのであるならば、維持会員や記念会といろいろな意味でつながってきた人たちがおられるのだから、まずはそういった仲間たちを信頼して、彼らの手を借りようとするのが本来は筋だと思うのですが、事務局の挙動不信な行為は、なお労組や我々一般の反発の火に油を注ぐだけだと思うのです。もういちど、「婦選会館」をしっかりと再生されるために、市川房枝のあらゆる著作集や児玉勝子さんに藤田たき先生等のご本を読みなおして、改めて問い掛けていこうと感じた次第であります。

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