市川房枝記念会の未来を語る会

婦選会館利用者、維持員、女性展望購読者、ボランティア、講師、職員、女性運動家、女性ユニオン組合員で語ろう未来を!

『女性展望』9月号掲載の記事

2006-09-12 | Weblog
 記念会発行の月刊誌である『女性展望』9月号が10日に発行されました。例によって、最後のページに、本尾良理事長名の記事が出ていました。3ヶ月連続です。タイトルは「財団の存続に向けて」。

「今回の事業の見直しは、創設者市川房枝先生の財団設立の目的を将来に亘って継続させるという、理事会の責任においての決定でした。かつて市川先生は、講座の隆盛期でも、講座収入は不安定なので貸室収入と維持員増加による安定した財団運営を口にされていたそうです」

驚きです。もし市川房枝さんがご存命なら、会館の政治教育の講座をやめて、貸し室・貸し事務所にすることを認めたでしょうか。さっそく市川さんに聞いてみましょう!

「本館は建物自身が、日本の婦人参政権獲得を記念したものであり、婦人の政治教育、公明選挙、理想選挙の普及徹底を主目的としているので、自治省から財団法人の認可を得ました。・・開館後の事業運営については、そとからの制約を受けないために、政府、政党、財界等からの補助や寄付を受けないで、今日まで10年間苦労でしたが独力で、同志のご協力により続けてきました。今後もこの方針ですすみたいと考えています」(理事長 市川房枝 昭和47年9月講座案内より)

「婦選会館はもともと婦人団体ではなく、婦人団体等に事務所や会合の場所を提供することも目的の一つとしましたが、婦選運動者としての責任を果たすために、一般婦人に対しての政治教育、並びに婦人の地位向上のための調査、研究、出版、図書室の整備等の事業をおこなう施設としてスタートし、現在迄そのために努力してきた積りです」(理事長 市川房枝 (財)婦選会館10年間の事業報告概要)

そして、もっと驚いたのは、『女性展望』9月号の下記の部分。

「職員の方々には退職をお願いせざるを得なくなった経緯を説明し、ご理解を頂きたい旨お願いしましたが、残念ながら一部の職員の方についてはご理解いただけませんでした。しかし、財団の判断としていつまでも引き伸ばすことはできないので、誠に遺憾ながら解雇通知をお渡ししました。一部の職員は九八年に女性ユニオン東京に加盟し、今回解雇の撤回を要求されて現在団体交渉中です」


私たちは、突然の解雇によって、生きがいである仕事も、生活の糧も奪われて、十分に傷ついています。そのことについて、理事長や常務理事はわずかでも、申し訳ないという気持ちはないのだろうか・・・。『女性展望』の行間に、退職に応じない職員に制裁を与える響きがあることに、いっそう傷つきます。「財団の判断としていつまでも引き伸ばすことはできない」のことばは、ほぼ、常務理事が解雇通知書を手渡したときに発した言葉です。退職勧奨からわずか1ヶ月で解雇したのですよ。1日も引き伸ばしていません。酷すぎませんか。財団の存続と称して職員を解雇することは、市川先生がご存命ならば、有り得なかったはずです。元職員の方から、生活が苦しいと訴えたところ、ポケットマネーで補ってくださったと聞いていますので。

しかも、『展望』には「一部の職員」という文言が2箇所に登場し、「九八年に女性ユニオン東京に加盟」という、文脈と異なる情報がさしはさまれています。

『女性展望』が泣いていますよ。傷だらけにして、外部委託・・・。

                  くみあいニュースWEB担当



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