goo

単衣のきものと夏帯

月初に京都の千切屋で開催された夏物新作発表会でご注文いただいた

きものと帯が届きました。

▲ オフホワイト地の単衣用付下げ

円を放射状に描いた文様は、工芸品の截金(きりかね)のように見えます。

楊柳の生地にターコイズブルーが涼感を誘う菱健の作品です。

【截金(きりかね)】

切金とも書き、細金(ほそがね)と呼ばれた時代もありました。

純金箔やプラチナ箔を数枚焼き合わせ、厚みをもたせたものを鹿皮の盤の上で

竹刀にて細く線状、または、丸・三角・四角などに切り、それを筆端につけて

貼りながら種々なる文様を描き出す技法で、仏像や仏画の加飾荘厳として

用いられました。(江里朋子HPより)

水色地の紗袋帯は真砂捩というタイプでまいづる製です。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )